前立腺肥大症は、膀胱のすぐ下にある前立腺が肥大化する病気です。
前立腺は、精液の成分である前立腺液を分泌する、男性にのみ存在している生殖器官です。
本来であればクルミ程の大きさの臓器ですが、肥大化すると、卵程の大きさになると言われています。
前立腺は、尿道や精嚢、直腸と隣接しているため、肥大化すると周囲の組織を圧迫するため、排尿障害や排便困難、射精障害や勃起障害などを引き起こす原因になります。
前立腺が分泌する前立腺液は、亜鉛、クエン酸、マグネシウムなどが多く含まれており、弱アルカリ性になっています。
それらの成分が、精子の運動に必要な栄養分となったり、抗菌作用によって精子を保護する役割があると言われています。
女性の膣内は、細菌やウィルスから守るために通常であれば弱酸性に傾いていますが、女性の膣内から分泌されるアルカリ性の膣分泌液や、男性が射出するアルカリ性の前立腺液によって、酸性に弱い精子を守り、受精しやすくする働きがあります。
熱に弱い睾丸が蒸れない男性機能下着