准くんが、私を思って買ってくれた花束ってことが嬉しすぎて、抱きついて離れられない。
紙袋を見ると、とても有名なお店だからすぐにわかったの。本当は、クルマに乗ってすぐに。
自惚れでもなんでもなくて、自分へのプレゼントってわかってるから、見つけたら、何にも言えなくなるよ。
それがね、花束だったら、なおさらなんだよ。
准くんは、多分わかってないだろうけど。
花ってね、男の人が買うのに勇気がいるから、あげるのに勇気がいるから、特別なんだよ。
花言葉とかそんな難しいこと、よくわからないし、特別花が好きなこともないの。
でもね、いつも通る花屋だったからとかいってもね、そこには、特別なものが含まれるの。
キラキラしたアクセサリーなんかより、買うことが恥ずかしいと思えるものを、ごまかしながら買ってくれたことが嬉し過ぎて、抱きついた手がはなせない。
「ハル?」
「うん。」
「えっと、このままでいてくれてるってことは、喜んでるってことだよね?」
「准くん、、、」
言葉が続かないよ。
「ハル。このままだと、俺がもたないよ?」
好きすぎる、、、、