➖1日目。
「あ、本当に来てくれた!」
私の姿を見て、嬉しそうに笑う。
昨日、私は 学校が終わってから、なんとなくこの公園に立ち寄った。
陸上部に所属しいてる私は、最近思うようにタイムが伸びず、なんだか落ち込んでいた。
まっすぐ家に帰りたくなくて、でも、どこに行けばいいかもわからなくて…。
少し遠回りして歩いた先に、たまたま見つけたこの公園。
そこで出会った、あなた。
「部活お疲れ様!」
『うん、ありがとう』
ベンチに座っているあなた…愛佳は、私に笑いかける。
『そういえば、愛佳はどこの学校に通ってるの?』
「私はね、一つ隣駅にある学校!本当は理佐が通ってる高校通いたかったんだけどねぇ」
『そうなんだ、なんでそっちに?』
「それ聞く〜?理佐が通ってる高校の方が頭いいの、私は……ね!そういうこと!」
そう言って、愛佳は笑った。
それにつられて、私も笑う。
「あ、理佐笑った〜!これで笑われるの、なんか悔しいけど、理佐の笑顔見れてよかった」
『え…?』
「昨日会った時、ちゃんと笑ってなかったからさ〜。」
昨日は、お互いの名前や、私の学校、学校でのこと…
そんなことを話しただけだった。
今日は、愛佳のことも聞けて、お互いのことを少しだけ知った。
昨日会っただけなのに、なんでこんなに、心を許せているのか 分からない。
だけど、愛佳と話していると すごく心が落ち着いている自分がいた。
『そういえば、"7日間"って言ってたけどなんで7日間なの?』
「それは〜…その時に分かる!」
愛佳は私の目を見て、ニコっと笑った。
変な人…。
正直、そう思った、
だけど、この時にはもう、毎日ここに来よう。
そう思っている自分がいた。
--続--