振り返ると、人の死の重さ、命の儚さを改めて感じた2015年だったと思う。
2月には、4ヶ月間寄り添った叔母の死。
10月には、父方の叔父。
そして、2週間前には叔母の死。
人間の心にとって最大のストレスを課すという「死」。
人は老いていく、という避けられない現実。
それをどう直面し、受け止めていくのか。
多分、一番必要なのは、「寄り添ってくれる」友人や家族。
でも意外なことに、悲しむ人にどう寄り添うのか、私たちはよく知らない。
ブレーネ・ブラウンのアニメ(英語)がとってもよく表現していると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=1Evwgu369Jw&sns=fb
悲しむ人にとって一番の害は、無神経な一言。
例え正当なことであっても、悲しむ人にとっては負担な言葉、傷つける言葉。
悪気はなかったとしても、無神経なことを言わないように、何も言わない方がよいかもしれない。
必要なのは、ただそこにいてあげること。
一緒に泣いてあげること。
気に掛けていると、伝えてあげること。
愛していると伝えてあげること。
時間を掛けていいんだ、と教えてあげること。
掃除を代わりにしてあげてもよいかもしれない。
美味しい物を持ってきてあげてもよいかもしれない。
何よりも、時間が必要なことを忘れない。
人それぞれに、「死」を直面して受け入れるのにかかる時間は違うから。
でも、寄り添ってくれる人がいるのといないとでは、かかる時間も違うから。
自分ももっと「寄り添える」人になりたい。