鈴蘭物語。
鈴蘭物語という歌を
ご存知でしょうか?
先日、アートクラブで2部の最初に歌わせていただきました。
元々は昭和14年に淡谷のり子さんが歌っていて、
私は加藤登紀子さんが花をテーマにしたアルバムで歌っていたのを幼少期に聴いていて
今回懐かしくなって歌ってみたのです。
アートクラブのお客さまは私よりも年上の方が多いので
歌った後にこの曲をご存知の方がいらっしゃるか尋ねてみたのですが
誰も手が上がらず。
その時に、この歌を歌っていこう、と思いました。
時代の流れ、流行り、
埋もれてしまう曲や記憶。
良いと思ったものは、残していきたい。
私が歌うことで、少しでも誰かの耳に残ってくれたらいいな、と思いつつ。
鈴蘭の花を思い浮かべる。
可愛いだけではないのです。
実は毒のある植物。
表面だけではみえないもの、
みえないことはたくさんある。
全部は知れるはずもないし
知らないほうがいい事もある。
だから、せめて
自分が信じるものは大切にしていきたい。