バッハ」は奥が深いですな。 今まで買った円盤で何とか一番気に入ってるのは、「Helmut Walcha」の「Famous Organ Works」だったんだけど「小フーガト短調」のパイプオルガン音色が弱くてイマイチだったんだよね。
それ以外は「最高」なんだけど。

 

その後、一部で「ティッシュ」と言わしめた「Helmuth Rilling : Complete Bach Set 2010」を買ったけど、これも「音色」がイマイチ。

 

で、昨日漸く「小フーガト短調」で納得のいく「音色」の円盤を見つけたので買った。「塚谷水無子」さんの「トッカータとフーガ~バッハオルガン作品集Ⅱ」。

」っていうのがポイント。なぜなら「」にも「小フーガト短調」が入ってるんだけど、やっぱり「音色」はイマイチ。
ところがだ、「塚谷水無子」さんの「」の方、曲の解釈が個性的で、オレが「バッハ」で一番好きな「幻想曲とフーガト短調」(いわゆる「大フーガ」)が「オレ」にとってはまあ変化球でちょっとキツイ。
でも「小フーガト短調」は最高。「」の方ね。


ただ、まだまだ探求が足りないだろうと探していたところ、「ハンス・オットー」の「BACH ORGAN MASTERWORKS」を見つけた。

試聴したら、パイプオルガンの「音色」が全てにおいて「最高」!!! 「小フーガ」も「大フーガ」も。曲の解釈もストレートだし。
ということで、さっき注文しました。 曲数が少ないけど、「小フーガ」&「大フーガ」だけで言ったらこれが一番かな。


クラシック」は「繊細」です。
指揮者、奏者、音色でガラッと変わります。

何も考えずに、「バッハのフーガでしょ」って思って買うと思いっきりヤケドします。
ただ、良いモノに出会えると「一生モノ」です。


まだまだオレの「バッハ」探求は続きます。

ちなみに、「ハンス・オットー」の「大フーガ」が見つからなかったので、「Helmut Walcha」のモノをどうぞ。