今回、改めて自分の好きな洋楽アルバムベスト10を挙げてみた。
やはり、クラシカルなメタルが好きだということが再認識できた。
1. The Seventh Sign (1994) / Yngwie Malmsteen (スウェーデン)
王者。ネオクラシカルメロディアスヘヴィメタルの第一人者。
彼の速弾きは他の追従を許さない。
俺の、スーパードライ好き、フェラーリ好き、機械式時計好きは彼の影響。
彼がいなかったら、今の俺は存在しないくらいの人である。
ももいろクローバーZの配信シングル『猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』(Emperor Style)』
に参加している。
おそらく俺は、「利きイングヴェイ」ができると思う。
本アルバム「The Seventh Sign」は本当に捨て曲が無いくらいの名盤である。
特に、「Never Die」、「Forever One」、「Brothers」、「Seventh Sign」、「Crash and Burn」は名曲である。
2. Facing the Animal (1997) / Yngwie Malmsteen (スウェーデン)
50歳という年齢でこの世を去ったスーパードラマー「コージー・パウエル」とイングヴェイのコラボアルバム。
全編に渡り、コージーのパワフルなドラミングが聴ける名盤である。
「Like an Angel」、「My Resurrection」、「Another Time」は名曲である。
3. Moving Target (1995) / Royal Hunt (デンマーク)
キーボーディスト「アンドレ・アンダーセン」を中心に結成されたネオクラシカルメロディアスヘヴィメタルバンド。
本アルバム「Moving Target」は、名ボーカリスト「D.C.クーパー」が在籍していた良き時代の捨て曲無しの名盤である。
特に、「Time」はトリハダが立つほどの名バラードである。
一時期、D.C.クーパーはバンドを離れたが、現在は復帰しているので、俺も一安心である。
4. Winterheart's Guild (2003) / Sonata Arctica (フィンランド)
クラシカルな要素を取り入れた、メロディアスパワーメタルバンドである。
前述の「Royal Hunt」と後述の「Stratovarius」をミックスさせたようなバンドである。
「Abandoned, Pleased, Brainwashed, Exploited」は耳にしたことがあるのではないかと思う。
「Broken」、「Draw Me」は名バラードである。
5. Machine (2000) / Artension (アメリカ)
超絶技巧キーボーディスト「ヴィタリ・クープリ」を中心に結成されたネオクラシカルメタルバンド。
ヴィタリ・クープリは、クラシックのピアニストでもあり、そのテクニックは抜群である。
俺個人的は感想だが、キーボード版イングヴェイと言っても過言ではないのではと思っている。
「I See Through Your Eyes」は終曲としては秀逸である。
6. The Silent Force (2004) / Within Temptation (オランダ)
シンフォニック・ゴシックメタルバンドである。
今回挙げた10バンド中、唯一の女性ボーカルバンドである。
やはり、ゴシックメタルには女性ボーカルが非常にマッチすると思う。
「Stand My Ground」は名曲である。
7. Fourth Dimension (1995) / Stratovarius (フィンランド)
ギターのストラトキャスターとヴァイオリンのストラディヴァリウスを掛け合わせて名付けられた、
シンフォニック・パワーメタルバンドである。
本アルバム「Fourth Dimension」は、初期ギタリスト「ティモ・トルキ」が中心となっているが、
現在は、ティモ・トルキが脱退しており、ボーカリスト「ティモ・コティペルト」とキーボーディスト「イェンス・ヨハンソン」が中心となっている。
「Against the Wind」は、Stratovariusらしい代表曲である。
また、「Twilight Symphony」は圧巻である。
8. Last Viking (1999) / Johansson (スウェーデン)
キーボーディスト「イェンス・ヨハンソン」がドラマーである兄の「アンダース・ヨハンソン」と結成したユニットである。
タイトルチューン「The Last Viking」をはじめ、「Valhall Scuffle」、「In the Mirror」、「Alone」と名曲揃いである。
9. Brain Salad Surgery (1973) / ELP (イギリス)
キーボーディスト「キース・エマーソン」、ボーカリスト・ベーシスト・ギタリスト「グレッグ・レイク」、ドラマー「カール・パーマー」の3人で結成されたプログレッシブ・ロックバンドである。
小室哲哉は、キース・エマーソンに大きな影響を受けている。
キース・エマーソンは、「モーグ・シンセサイザー」を世界に知らしめた功績でも有名である。
「悪の教典#9」の一部ではグレッグ・レイクがエレキ・ギターを弾き、キース・エマーソンが右手でキーボードを弾きながら左手のモーグ・シンセサイザーでベース・パートを補完することにより、4ピースバンドスタイルをトリオ編成で実現した。
ELPの最高傑作に挙げられることもある。
10. The Time of the Oath (1996) / Helloween (ドイツ)
メロディックスピードメタルバンドであり、このジャンルの先駆者である。
「Power」は先行シングルとしてヒットした。
タイトルチューン「The Time of the Oath」は圧巻である。
