昨日は
息子の通っているヤマハ音楽教室で、
幼児科スタートしたばかり?の子を対象としたコンサートがあり
幼児科を卒業したら、2年でこんなレベルになります、というお手本としての
ゲスト演奏に参加しました。
普段やっている、ピアノ3 のテキストから
おばけのダンス(ギロック)と、
マーチ(ショスタコーヴィチ)の2曲に。
先生からゲスト演奏のお話をいただいたときは、
正直、いろんな理由をつければお断りができるお話だな、と思ったのですが
息子が舞台にたって人前で演奏をする、というのは
人生でもそんなに経験できることではないので
そういう経験値こそ、人生の糧になると信じ、
お引き受けしました。
よく、習い事に関して
「子どもが楽しく習えるのがいい」という意見や
「子どもがやらないからやめる」という意見がありますが
私はちょっと違う意見。
どんなレッスンでも、楽しいこともあれば、苦しいこともあるし
それは習い事だけじゃなくて、学校でも、仕事でも一緒
なので
辛いことをどのように楽しむか、だったり
辛いことを乗り越えた経験、だったりが
人を成長させていくものだと思っています。
ピアノは、押せば鳴る楽器なので
入口は低いのですが
練習をつづけて、弾けるようになっていくのは大変なこと。
今回のゲスト演奏には、インタビューもあり、
「どれぐらいの時間、練習していますか?」というお題がありました。
息子と相談して
「学校に行く前と帰ってきてからで、30分ぐらいです」
を回答にしたのです。
で、本番
インタビュアーの先生は、息子の答えに対して
「30分
その時間ならだれでも練習できそうですね~
」


この応答に、親の私は答えますよ
いやや、30分を毎日練習するの、メッチャ大変ですから



そんなぬるっとしたこというんじゃないですよ、と心の中で叫びました
そもそも弾ければ楽しいですが
弾けるようになるのは練習しないといけないし
それは思うように指が動かない自分に対峙する、苦しい時間です
子どもは集中力が持たないので
(ゲームならいくらでもやってられるみたいですが
)

コマ切れで、いかに数をこなせるかが勝負です。
でも、細く長くやっていると、確実に実になっているのを感じます。
本番前日は、先生にひたすらダメダメダメダメ言われて、
親子で、Youtubeでお辞儀の練習をしたり
曲のイメージをつかんで弾くことを教えたり
今回は直前にスパルタ詰め込み教育もしましたが
本番は、ほぼ完璧な演奏をやりとげました

その努力を、誰よりも褒めてあげたいと思います。
(大量のご褒美の要求もありましたがね
)

次は夏の発表会。
また二人三脚で、少しずつ進む日々です。