グロービスは、基本3ヶ月の講座で、隔週の授業が6回あります。
で、会社から行け、といわれて、4月から通い、2回の授業が終わりました。
クリティカル・シンキングという講座を受けています。
生徒30人弱。
メーリングリストなる仕組みがあって、
授業前はそこで自己紹介をして
授業後は、そこで、今日の振り返りをして
(まさに学生時代のリアペ(Reaction Paper)だ)
先生からは追加の課題がメーリングリストから配信され
毎日毎日、全員がそのメーリングリストにメールをあげていきます。
で、授業は隔週ですが、
3時間の授業では、全部の内容を「腑に落ちた」レベルに理解することができなくて
授業のない合間は勉強会をしましょう、というシステムになっています。
授業が終わった後には毎回懇親会があるし、
なんかすごい昭和。
拘束時間長し。
正直、最初はこのシステムを ウザーーーイと思ってみていました。
でも、やるからにはちゃんと成績とりたいな、と思ったので
人間、第一印象が重要だとこれまでの経験で学んだし、
勝間さんのメールでもそういうテーマがあったし、ということで
自己紹介は前半に終わらせたし、
1回目の懇親会の幹事を引き受けました。
で、
家庭的に子持ちだから、そうそう勉強会には行けそうにないよ、といってみました。
そしたら、私の中では「チューター」という言葉が合うんだけれども、
カタライザーという方がいて、
「Skypeで勉強できるじゃん」といわれました
言われたときの本心は、
「え、そうじゃなくって、できません、って言ってるのよ」と思ったのですが
あれよあれよと、
「Skype勉強会 隊長」を任命され、
あれよあれよと、Skypeチームが出来上がり、
夜の22時スタートの勉強会を、すでに3回やりました。
で、その中でいろいろ気がついたことがあります。
これは、クリティカル・シンキングを学んでいるだけではなくて、
チームプレイングとか
どうしたらクラスの中で存在感が出せるのか、とか
授業の予習と復習によって、学びが変わるとか、
アウトプットができるまで、理解するって、すごく難しい、とか
今までと経験値が異なる人とどのように関わればよいのか、とか
そういうこと全部を学んでいるんだと
私のように研修で受けに来ている人もいますが、
自腹で通っている人も半分以上いて、
その人の「学んでやろう」という感覚はものすごい
みんなで、よく分からなかったところをモヤモヤさせながら
ちょっとずつ、霧が晴れる感覚を味わいながら、
以前の私よりも、ちょっとだけ賢くなった自分がいることに気づきはじめている私です。
昨日は、先生から、こんなブログを紹介されました。
http://izoomi-momo.jugem.jp/?eid=1243701
ももせいずみさんといえば、時短家事のパイオニアみたいな方なのに、
そんな方でも、時間をかけて学ぶところに意義があるとおっしゃる。
なんとなく、情報化社会で、目の前のことにばかり目が行きがちで
その日暮らし的な対応をしがちな毎日だからこそ、
学校が果たす役割ってあるのかな、と思います。
今まで、アンチMBAだと思ってきましたが、
MBAって、そういう意味で、、実はすごーーい悩みまくっている時間なんだけれども
やらないよりも、人間を成長させる場になるんだな
ということが身にしみてわかってきた感じです。
それを取ったから何なの?という言われ方もするんだろうけど、
その過程に、いろんな学びがあったんだよ、ということになるんだな、と
1ヶ月通って分かりました。
たぶん、本を読んだだけでは、
こういう人間とのつながり、とか
生の授業の価値、とかはわからない。
本はせいぜい数千円で買えるけれど、
授業は、1回あたり2万円ぐらいかかっている、
その価値は、そういうことなんだな、と思います。
お金かかるし、普段忙しいし、
いつ実現できるか分からないけど、
オンラインを駆使して、単科の講座に通うとかも、検討してみたくなった、
今日この頃です。
それにしても、時間ない・・・
でもアウトプットでこんな記事も書きたい
そんな毎日を送っております。
次の1ヶ月がたったら、またどんな自分になるのか、
ちょっと楽しみです。