今週あった出来事。

ここ数カ月、ずーーっと抱えている、とあるIssueがあり、
その製品を作っているのは他国でしたが
何が問題なんだろうかと私なりにいろいろ調べていました。

でも、いくつか小さなポイントはつかめるものの、
いまいち、これだ!という手がかりがつかめず、みんなで悶々。

ところが、
おととい、USと会議をしていたら、
ズババッと問題点を指摘している方が現れたのです。

私の中でパズルがパチパチと音をたてるように、論理が組みあがっていくのでした。

しかも、その問題点とは、とても基本的なことで
これまでの私もかなり近いところまで、さんざんかすっているのです。
答えのヒントは3カ月も前に目撃しているのです。

あーーーー悔しいっ!!
なんで気付かなかったんだろー爆弾
と、深夜、一人で発狂して寝れなくなりそうなぐらいでした。
(気を取り直して、すぐ寝ましたが 笑)

翌日、会社でメンバーと話をして
また、悔しい、悔しい!!!と大騒ぎをしていたら、
口ぐちと、
「それだけ悔しがれるところがいいね」とか
「やっぱり悔しがってるんだ」とか言われましたが
いやぁ、数か月の悶々が一瞬で光が見えたのです、
悔しいでしょう、ふつう。

指摘した方は、私も知っているUSのエンジニアで、
私よりもちろん経験値は上ですし、
とあるApplication専門なので、
こだわりが違ったのでしょう。

今回は彼に、完敗です。

改めて、
基本がいかに大事なことかを思い知らされた一件となりました。

私の師匠のScottにも、
Microscope should be a your best friend
と言われたことを思い出しました。
(なぜ私に、顕微鏡が大事か、ということは今日は割愛)

経験値が増えていくと
「なんとなくこんな感じでしょ?」ということも増えるし
それで対応できることも多いわけで
結果的に、表面的な対応になってしまって
本質を見過ごす機会が増えてしまうのかもしれません。

基本に忠実に、
冷静に、本質を見抜ける目を養わなくては、と
久しぶりに改めて感じたのでした。