こんにちは。


こちらでの生活も、まるまる3週間、経ちました。


やっと、完全に、時差ぼけがなくなりまして、非常に身体が軽くって、夜もバタッと眠れますし、快適になってきました。


仕事のほうは、やっと、こちらの全体像が理解できつつあります。

いろいろ、考えさせられることがたくさんです。


わたし、アメリカって、もっと事がのんびり運ぶって、聞いていましたが、大間違いだと、思い知らされました。

よくある短期の出張だと、だいたい、会議とか、決まったスケジュールのトレーニングとかツアーだから、

だから、そうなのです。


出発前に、同僚の数多くの方々から、「最初の2週間ぐらいしんどいだろうけど、そのあとは暇で暇で、のんびりできるよ~」 なんて言われていましたが

え、全然違う、、、ガーン


私がボトルネックだと言われ兼ねない状況になることがたくさんあります。


人がたくさんいるから???

確かに、人数が多いのは事実ですが・・・

でも、人間が多ければよいのでしょうか?

いいや、なんか違う気がするのです。


社内でも、部門によって、状況が全く違うようなので、他のところのことはわかりませんが、

私がいるところは、


「仕事は自分で作り出すもの」という考え方がすごーく浸透していて、

超ポジティブで

ポジションや立場を超えた、綿密なコミュニケーションがあり、

Time is money、な考え方が強烈なほどにあって、

でも、四六時中、仕事で頭がいっぱいなわけでもなく、

プライベートと、仕事の両立のさせ方が、ヒジョーーーに上手い。


やりたい実験が、3日後なんて、待ってられん!とか言って、交渉に駆けずり回り、

今日やることにしちゃう。 で、終わったら、帰る!


いろんなところに顔をだしている私は、打ち合わせをして帰ってくると、

「実験、しといたからねニコニコ これで、明日、測定できるね!」

なんて、笑顔で言われちゃったりして、

え、こっちも前倒し??これも前倒し?? 重なっちゃうジャンあせる おっひょーーーあせる

なんて連続だったりします。


とにかく、早い!!!

この行動力、スピード感が、US流仕事術なんでしょうか。


そんな状況が続く昨日、

ホストのスコット2号さまとマックにお昼を食べにいったので、

正直にこの3週間の印象を話したら、

「呑気な人はね、やりたい実験を2週間とか待てるんだと思うんだけど、僕は、それは莫大な時間の無駄だと思うんだ。

コミュニケーションを密にとりあって、やりたいことを、やりたいときにやれるようにするのが、僕のやり方なんだ得意げ

疑問が浮かんだら、すぐに試さないと。

そうすれば、どんどん、パズルのピースがはまっていくスピードが、速くなるでしょ? 

正解にたどり着くスピードも、早くなるでしょ??」

とおっしゃっておられました。


私が日本でやりたいと思ってたことを、実践して、コーポレートサイエンティストになってらっしゃるのだ、と肌で感じる瞬間で、

感動のあまり、思わず涙が出そうでした。

(マックで、ぶっつけで英語をまくし立てて、こんな議論ができていること自体にも、ちょっと感動)


日本も、アメリカも 一緒だー。


それが、エンジニア、だよね!!


将来に渡って、彼らと出会えたことが、私の仕事に対するモチベーションになることでしょう虹


このスピードに慣れて、ついていけるようにするのが、4週目の私の目標です。


意外と、日本人的に勤勉な彼らに触れながら、アメリカの良いところを、日本のよさに組み合わせていきたいな、っと思います。