7月24日、中野サンプラザで行われた公演をもって「豊崎愛生 3rd コンサートツアー2016 The key to Lovin' 」が全日程終了しました。


今回は舞浜2公演を含む6ヶ所7公演のうち4ヶ所5公演に参加することができて、どこも楽しかった思い出ばかり。愛生ちゃんも同じ思いをしてくれているならファン冥利に尽きるというもの。

さて、このツアーを通して改めて思ったのは、愛生ちゃんの楽曲は観客と一緒に作り上げる歌が多いということ。「春風 SHUN PU」しかり、「恋するラヴレター」しかり、「letter writer」しかり…
いかに愛生ちゃんが我々ファンと一緒に音楽を、コンサートを作り上げたいかという想いの現れだと勝手に思ってます。まさに「一緒に遊ぼう」の精神。

久しぶりのソロツアーでじっくり愛生ちゃんの歌声を聴くことができて、その成長した姿には嬉しさだったり感動だったり色々と思うところはあるけれど、この日、ツアーファイナルを終えた今思うのは愛生ちゃんだけでなく我々ファンの成長、成熟度も間違いなく上がっていたということ。

東京公演での、というよりはツアー通してのハイライトと言っても差し支えないくらいに素晴らしかったのは、アンコールが終わり出演者が舞台上から去った後から始まった「もういっかい!」というダブルアンコールからのおおよそ15分間。

予定調和が好きではない私なので、正直ダブルアンコールは無くてもいいと言うか、もちろん終わりたくないしまだまだ愛生ちゃんのコンサートは見たいと思えど、いくらツアーファイナルだからとは言えやる必要はないと思っている。

けれど、そんな天の邪鬼な考えも、今振り返ればちっぽけな考えだったなと思う。

ステージの下手袖からひょっこり顔を覗かせた愛生ちゃん。
歓声に呼び戻されて感極まった様子でステージ中央に歩み寄るとひとしきり感謝の言葉を述べ「クローバー」が流れ始める。

歌い出しのところから既に涙声でうまく歌えず、声が詰まる。

そこで客席から聞こえたのは声援ではなく歌だった。

気持ちをコントロールして愛生ちゃんが再び歌い出しても止まない客席からの歌声に、彼女の目には再び涙が溜る。照明が顔にあたるたびに瞳がキラキラ光り、泣き出すのをぎりぎり踏みとどまっている表情にはファンを楽しませる側の人間としてのプライドが垣間見えた。

2番に入っても歌声が止むことはなく、そのままほぼフルコーラスを殆どの人が歌いきったのには、私も思わず感動してしまった。それはそうだ。こんなの、予定調和な訳がないだろう。

自然発生的に起こった大合唱はステージ上で涙ぐむアーティストへの声援なのか、感謝なのか。それとも春から始まったこの素敵な“お散歩”がいつまでも続いてほしいという叫びなのか。

それぞれの想いを胸に歌った「クローバー」はお互いのことを想い、また一緒に遊ぼうと交わした約束でもある。その瞬間はあの場にいた全員が幸せだったと信じるに足る空間だった。


スフィアがデビューして7年。愛生ちゃんがソロデビューして6年半。これまで一緒に歩んで来た我々だけど、今のところ「また会おうね」という約束は必ず実行されてきた。また次に会えるその日まで、自分の道を歩いて行こう。鼻唄でも歌いながら。




最後に超がつくほど個人的なことを。


ツアーの最後の最後でやらかしてしまい皆様にはご迷惑をおかけしまして、大変申し訳なく思っております。その上で更に、フラフラとスフィア以外の現場にも顔を出すような私なんかに便宜を図っていただき感謝の言葉もございません。特にKERO-Pさんには重ねてお礼申し上げます。