入院していると、いろいろなアクシデントがあります。
今はまだ入浴出来ないから身体は毎日濡れたタオルで拭いています。
ですが、右手に点滴を射っている時には看護婦さんに拭いてもらう事もあります。
しかも、今日は右手に点滴で左手は採血をしたから脱力していて力強い事が出来ません。
こうした時には、数人のナースに身体を拭いてもらい、さらに着替えを手伝ってもらいます。
局部を拭いてもらうのは抵抗があります。
商売ではなくやるから、結構強くこすります。
イタズラはされないけど、黙々とビジネスライクにやられると違和感がありますよ。
確かに清潔になり、サッパリはするけど、心情は複雑ですよ。
こういう所は他人には見せたくないですから。
桜と卒業が絡んだ名曲があります。
しかも色褪せない名曲がこの時期には多いですね。
柏原芳江の春なのに。
ドリカムのラブラブラブ。ユーミンの優しさに包まれたなら。
斉藤由貴の卒業。
菊地桃子の卒業。
海援隊の贈る言葉。
どの歌もこの季節にはかかります。
ただ、今が旬のAKBにはこうした後世に残る名曲が有りません。
チェンジボーカルとダンスはビジュアル的には良いしテレビ向きなんです。
カーオーディオで聞く曲では無いのです。
ユーミンやドリカムなどは本当に車内で聞くには良い曲を作ります。
視覚よりも聴覚に、感性に訴える曲が後世に残ります。
菊地桃子の卒業は、ハッキリ言ってそのタイプです。決して上手に歌ってないけど、切ない思いが伝わって来ます。
歌詞とビジュアルも合っていました。
数少ない音痴が許される歌手でもありました。
卒業ソングは数多あっても海援隊の贈る言葉は、私達の年代には永遠に定番化するでしょうね。
この病院は患者の入れ換わりが激しい所です。
しかし、昨夜入院して今日手術と言うのも珍しいですよ。
まるで芸能人夫婦のようなイケメンと美女です。
それだけでも驚いたのに、病名を聞いて更に驚きました。
陰茎ガンだと告げる医師と冷静に告げる態度。
しかし、病室で告げる内容とは私には思えません。
まだ若い夫婦なのに大丈夫なのかな?
人工授精の話し合いもしていましたが、あまりの内容に流石にベッドから離れてジュースを買いに行きました。
切除範囲は、広いでしょう。
同じ男性として陰茎をどれだけ切除するのか気にはなりましたが、可哀想で聞いていられませんでした。
病気で夫婦の絆が深くなる事もあります。
そうなって欲しいです。