夕食は、昌昭さんと政宗さんの好きなステーキのフルコースでした。
牛刺、ステーキ、しゃぶしゃぶとまさに牛尽くしでした。
私と優美さんは、量が多くて全部は無理でした。
その余りを昌昭さんと政宗さんが食べてしまいました。
いくらバレーボールをやって空腹なのは分かるけど、軽く500gは食べています。それだけ食べていながら、ティラミスを美味しそうに食べました。
本家の若、分家の若、こちらに来て下さい。
支配人に呼ばれて別室に行きました。
すると、支配人の奥さんがこちらに来ました。
ごめんなさいね、うちの人が誘ってしまって。
日本酒を一緒に飲める人が少ないから、2人の若様なら遠慮なく飲めると喜んでいたの。
今日は久保田の萬寿と甲斐運の特別大吟醸を用意していたわ。
私も、お二方と飲みたいから、これを持って来たの。そう言って出したのは、ドンペリでした。
グラスに注いで乾杯しました。
それから、三人で下ネタに話が弾んでしまいました。お二方共に、今朝は顔色が艶々していましたけど、昨夜は若様達が頑張ったようですね。
奥さんは、羨ましそうな顔で聞いて来ました。
優美さんは、そうですね政宗さんは最低五回は満足させないと納得しないと言う性格ですから、大体始めたら三時間はやりつづけますよ。
有記さん達はどうなの?
他ならぬ優美さんに聞かれたら答えるしかありませんでした。
ドンペリを一杯飲み干してから言いました。
昌昭さんも、私を五回くらいはイカせないと満足しませんね。
時間は体調にもよりますけど、昨夜は3時くらいまで私が求めてしまいました。酔った勢いで、結構喋ってしまいました。
こんな会話を夜中までしていました。
日付が変わる頃、政宗さんと昌昭さんが帰って来ました。
政宗さん、遅いわよ。
そう言ってから、優美さんは政宗さんにフレンチキスをしました。
なんだ、優美はもう眠いんだな。
そう言うと、お姫様抱っこをしてコテージに向かいました。
有記、退屈しなかったか?そう言いながら昌昭さんも私をお姫様抱っこしてコテージまで運んでくれました。
部屋に帰ったら、酔いが回って寝てしまいました。
翌朝、2人で露天風呂に入りました。