今日は、政宗さんと雪乃のお墓の掃除と参拝をして来ました。
政宗さんの祥月命日に来れなかったから念入りに掃除をしていたら、分家の叔母さんに声をかけられました。
天城の若、政宗さんのお墓の掃除なんて立派ですね。私は、こんな事しか出来ないからね。
叔母さんも、こんな時間に来るなんて珍しいね。
私は、墓の中で会話をしていましたが、叔母さんの顔色の悪さが気になっていました。
確か、この叔母さんは癌で入院していたはずでした。暫く会話をしていましたが、私が会話を打ちきりました。
そろそろ読経して帰りますから、叔母さんもお元気で。
すると、叔母さんは去りました。
影が無い事に気付きました。
私は、読経した後に寺の住職に会いました。
片瀬の分家で不幸がありましたか?
私が聞くと住職は、分家の奥さんが、癌で亡くなりましたよ。
今日が、初七日ですよ。
背筋がヒンヤリして、汗が一気に出ました。
一族の聖域で、しかも真昼に幽霊見るとは予想外の出来事でした。