昌昭さんが、私の身体を毎日チェックしているのは分かっていましたが、本当に役に立ちました。
お風呂に入って、一緒に湯船に入って、いつものようにバストを揉んだ時に、変な顔をしました。
肌を入念に触りました。
風呂から上がったら、入念にフレンチキスをしてから、いきなりクンニしましたが直ぐに止めました。
やはり、今日の有記はおかしい。
バストに張りが無いし、キスの味も、愛液もいつもと違う。
これを飲んで寝ろ。
ケフラールとセルベックスを飲んで寝ました。
翌朝は、6時に目覚めましたが、身体が重かったです。
有記、病院に連れて行くから着替えろ。
さっき、体温計を入れたら微熱があった。
あの劇薬飲んでも発熱するなら軽い風邪じゃない。
昌昭さんは、かかりつけの大学病院に電話していました。
主治医の教授が見てくれる事になりました。
病院に着くと急患病棟に入りました。
直ぐに、採血、検尿、検便をして点滴を打ちました。一時間後に結果が出ました。
ウィルスが大腸にいると診断されて、緊急入院する事になりました。
初期対応が良かったな。
あと1日遅かったら大変だったぞ。
肺炎を併発したらアウトだったな。
一週間入院で済むだろう。昌昭さんは、入院を想定して着替えや洗面器などを持って来ていました。
内科病棟の個室に入りました。
ナースセンターに昌昭さんが顔を出したら、婦長さんは知り合いらしくて冗談を言っていました。
昌昭さんは面会時間が終わるまでいたいと言いましたが、感染の可能性があるから、1日十分と制限されました。
しかも、マスクと手袋着用です。
有記、毎日来るから我慢しろよ。
そう言って昌昭さんは帰りました。
いつもダブルベッドで、昌昭さんの腕枕で寝ていたから違和感があります。
一週間の辛抱だと、自分に言い聞かせました。