ダイエットでも筋トレでも、平たく言えば勉強や仕事でもいいんですけど、やる気が出ないときってありますね。

トレーニングは集中してこそ効果が高まります。やる気がないままトレーニング始めてしまっていいものでしょうか…?

今日は寒い(暑い)し面倒だなーって思う日が必ずあると思います。年がら年中集中できるわけありませんよね。それはいたって普通のことです。

しかしそればかりではいけませんよね。せっかくの超回復が元に戻ってしまったり、ずるずるとダイエットも終了してしまうかもしれません…。

たるんでいるといえばそれまでですが、なんとかやる気を引き出したいものです。

意欲的な時なんかは休息の時間がもったいない気がしますもんね!上腕二頭筋が筋肉痛の時は、わざと曲げ伸ばしたりしていちいち筋肉痛を楽しみますよね。(* ̄∇ ̄*)

やる気が出ない時は、もう一度トレの目的を思いだしましょう!腕を太くする、やせて理想のボディを手に入れる…事じゃないですよ!本当の目的はその先のはずです。

腕を太くしてスイングを速くする、やせて理想のボディを手に入れて、異性にもてるようになることが本当の目的のはずです。そのための努力です。自分が幸せになるための努力です。

それでもやる気が出ない時。映画を見るのもいいでしょう。アニメを見るのもいいでしょう。トレーニングで努力が実って結果が出る作品が最高です。ロッキーなどは不朽のやる気出させ映画です。(^_^;)

しかし、そ・れ・で・も!やる気が出ない時。

やる気が出ないまま、とりあえず何も考えずトレを始めて下さい。ジムへ向かって下さい。街をジョギングし始めて下さい。実はやる気ホルモンと呼ばれる甲状腺刺激放出ホルモンは、行動を起こし始めてから分泌されるのです。

たとえば掃除なんかでも、ちょこっと片づけるつもりだったのに、排水溝まで洗ってたり、新しい掃除道具を買いに出かけたりするとこまでやったりしませんか。あれもやり始めたからこそやる気ホルモンが出てきたからなんです。

だから、やる気がない時はとにかく始める。私の経験上1セット目ですでにやる気に満ちあふれます。やればやるほど集中力も高まっていきます。

問題はその1セット目をやる気がないことなんですよね~…。やり出すためのやる気が出ない。先の2点をうまく利用して下さい。

それとやっぱり環境を変えるのは大切です。自宅トレよりジムに行った方がやる気は出ます。なんだかんだ言っても、やっぱり整った施設でやるのが一番の早道ですね。

筋トレの大事なポイントに効かせるということがあります。

効かせない筋トレは、運動にはなりますが筋トレにはなりません。当然筋肉の発達も望めません。効かすということを覚えて下さい。

さて「効かせる」ということですが、これは使ってる筋肉を意識して収縮させることです。腹筋運動をしているなら腹筋を、腕を曲げるトレーニング(アームカール)をしているなら上腕二頭筋(力こぶ)に意識を向けるのです。


筋肉は限界まで使用してこそ筋繊維の破壊、それにつながって超回復へと向かっていくのです。

ところが普通でしたら、人間の身体は一部分だけに負荷がかかることを好みません。本能でほかの部位もバランス良く使って、無理なく作業ができるようにしてしまいます。

しかしこれでは残念ながら筋肉のトレーニング効果はあまりありません。

そこで理性で本能を抑えるのです!(▽□▽)メラメラ!…といっても難しく考えず、使っている筋肉に集中するだけのことです。

するとですね、たぶん今までより回数が落ちます。扱える重量も下がることかと思います。しかし!トレ効果は確実にアップしているのです!筋トレ運動の目的は筋肉の繊維を破壊することだからです。

以前私がやっていた最悪トレーニングの、毎日回数を増やす腕立て伏せですが、そのトレーニングの問題点はそこにもあります。

目的が「回数をこなすこと」になっちゃうんです。

意識して筋肉を破壊する、の全く反対で、いかに筋肉が疲れないように回数を乗り切るかってことになっちゃうんですよね。今回の話で理解してもらえると幸いです。

同じように、まわりの人にいい格好をしようと、重い重量を使うのも効果が薄いんですよね。

本来自分があげられないのに無理してあげるということは、効かせるどころか勢いをつけて、筋トレのフリをしているだけにしかなりません。回数をだすよりやっかいなことは、ケガにつながる恐れがあることです。


ちなみに反動や勢いをつけて、効かせないでトレーニングを行うことは、トレーニング用語で「チーティング」って言います。インチキっていう意味です。

いままで効かせずにやっていた人は、これからは効かせてやってみてください。ひとつの筋肉に意識を集中するのです。

大きい筋肉も小さい筋肉も同じです。部位によっては意識するのが難しいところもありますが、口で説明するのは難しいことでもありますので、なんとか各自でがんばってください。

筋トレのコツみたいなものです。これができるようになると筋肉痛が出やすくなりますよ!…ということはそのあとは超回復!筋トレ成功!の連鎖ですからね。プロテインも全力でがんばってくれます

筋トレをするには設備の整ったところでするのが1番です。料理をするのは調理場が良いように、トレーニングをするならトレーニング室が1番です。(^_^)

しかしいろんな理由でジムなどに通えない人もいるかと思います。

今回は自宅などでできる効果の高いトレーニングについてお話しします。

自宅でできるトレーニングはたくさんあります。しかし『効果の高い』トレとなると、少々種目を考えなくてはなりません。

よくある「自宅でできる楽々ナントカ運動」っていうのを取り上げたいわけではないのです。楽に出来なくても良いから、効果がしっかり出るのを選ぶのが自宅トレー二ーです。

まずおすすめなのがディップスです。これは平行のバーを両手で握り、足を浮かせて肘を曲げていくトレーニングです。空中腕立て伏せというか、腕立て伏せの強化版です。

大胸筋や上腕三頭筋、三角筋に効きます。手の幅を広げたり、前傾になっていくと特に胸に効きます。手の幅をすぼめる(肩幅ぐらい)、前傾をやめると上腕三頭筋に強く効きます。



家でやる時は、ダイニングチェアー(食堂のいすって言った方がわかりやすい?)をふたつ背中合わせにして、背もたれをつかんでやると良いです。

もう一つがご存じ懸垂(チンニング)です。広背筋や上腕三頭筋に効きます。逆手に持つと上腕二頭筋を、手の幅をワイドにとると広背筋に強く効きます。

はっきり言って、この2つの種目をやってプロテインを飲んでいれば、上半身はかなり強くなります。しかも結構バランス良く鍛えられます。日に日に回数が伸びるのでとても楽しいですよ。

そしてだんだん回数ができるようになったら、重りの入ったリュックなんかを背負うと良いでしょう。ちょっとの重りでできる回数が激減しますからね。

私も夜にこっそりリュックを背負って公園に行ったりしますが、ちょっと恥ずかしいですね。人がいたら帰って来ちゃいます。チンニングスタンドが家にあると便利なんですけど。

そして問題は下半身ですね。残念ながらこれは、という器具無しメニューはありません。下半身はやはり加重したスクワットが1番。加重無しのヒンズースクワットじゃ、何十回もできちゃいますから時間はかかるわ筋肥大はしないわ膝を痛めるは…。

こればっかりは器具を買うか施設が整っているところへ行くしかないでしょう。