今日は新年初の移植外来。
クリスマス時期に運悪くインフルにかかり、どうしようどうしようと思っていましたが、おかげさまでCre1.52。BUN17。HbA1C5.3と超優秀。
予防用のバクタを再開したのでCreは上昇したけれど、「とてもいいですね」と主治医。
じゃ次の予約は…となったときに、
「私、3月で辞めるんです」
?!
先生が??
青天の霹靂とはまさにこのこと。この病院を去って、他の病院でチームごと移籍するそうなのです。
病院の話は(特に地元に住んでいると)経営面も組織面も待遇面もいろいろ入っていたけれど、こんなことになっちゃうなんて。
でも決まった以上は患者としては受け入れる&選択するしかないわけで。
僕の結論は決まっています。
もちろん先生についていきます。
執刀も含めて、一番理解してくれているであろう先生がいなくなった病院に残る選択肢は100%ありえません。
もちろん病院には同じような診療をしているもう一つの診療科があるけれど、腎移植後のケアについては(程度により)そこの病院ではなく、派遣先の別の腎臓クリニックに行かされることもあるみたい。
特に僕みたいに現時点で問題がさほどない患者の場合は別のクリニックに行かされるのが関の山です。
だったら、大きな病院だろうが小さな病院だろうが結果は同じ。先生にお世話になっている僕は先生について行きますよ。いままで徒歩で通えてた病院が、一気に遠くなるけれども…涙
にしても、この病院の経営はより厳しくなりましたね。メディアでもおもしろおかしく取り上げられるでしょう。腎臓外科は、この病院の目玉の1つだったのに。長い歴史がある科だったのに。
病院の一族経営ってろくなことがないですね。1つの大事な診療科がなくなるという事実を、公式に発表していない病院ってどうなのよ。残された患者はわずか2ヶ月の短い期間でどうしろと。。。。
こんな体たらくでは、特定機能病院の回復、20年位先まで無理じゃないのかな?理事長も病院長もどうしちゃったの?区民としても応援できないよね。
経営が厳しいにしろ、厚労省が重複している診療科は統廃合しろと言っているにしろ、仁義の切り方ってものがあるでしょう。銀行からお金を借りて病院改築する前にやることあるのでは、と。看護師も医師も疲弊していたら、また事故が起きますよ。。。
ちょっと怒り気味なのです。