将棋の竜王戦第2局・1日目で、豊島将之竜王は竜を作っておいた方がまだ良かったのではないか? | KNのブログ

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将棋の竜王戦第2局・1日目で、豊島将之竜王は竜を作っておいた方がまだ良かったのではないか?


けっこう、凄い手が出てる将棋の竜王戦第2局の1日目。

これが、封じ手の局面。

有力な候補手は、▲2五飛か▲9七同香の2つ。



そこに至るまでの流れは ・・・

21手目▲7五角。
こんな局面は、見たことがありません。


29手目▲2六飛に対して、▽7一金!
これは、すごく読みの入った一手だそうです。 あとで先手が8筋に飛車が回る筋が
出てくるけど、その時にすぐ歩を使って守らなくてもいい手・▲8三飛成と竜を
作られても、充分に闘えるという読みの入った手。


32手目は、成立しないと思われていた▽7四歩。
ここで、豊島竜王が想定から外れたようで、長考に入ります。
ここでAbemaAI の推奨手は最善が▲9五歩、0%差で次善手が8六飛だった ・・・・


34手目も、強く▽7五歩。
ここでAbemaAI の推奨手は▲8六飛だったが ・・・・


38手目も、成立しないと思われていた▽3四歩。
その後に、後手にどんな対策があるかAbemaTVの解説陣は??だったけど・・・


41手目、飛車先を切って2四同飛車まで。

この次に42手目▽9七歩が指されて、一番上の封じ手の局面になりました。


AbemaTVのAI の評価は、一番上の封じ手の局面で豊島41%対藤井59%
豊島竜王が押さえ込まれ気味で、やや苦しくなってます。


そうならば、先手は竜を作っておいた方がまだマシだったのではないか?

たとえば、33手目で▲8六飛としていたときのその後の想定局面。(37手目)



たとえば、35手目で▲8六飛としていたときのその後の想定局面。(40手目)


お互いに手を作るのが難しい局面なので、これで結構闘えたのではないか?