池田あきこ 佐藤かずよ 『ダヤンのスープ読本』 | Pの食卓

池田あきこ 佐藤かずよ 『ダヤンのスープ読本』

    「スープに音楽を聞かせるとおいしくなるって知ってるかい?」

                                  (ダヤンのセリフ)


知ってますとも!知ってますよー!歌ったり踊ったりしながら作るとおいしくなるんですよね!

音痴なので歌うのは心の中でですが、それでも気分が良いときは歌いますとも!

なんででしょうね。

楽しみながら作ると、味も良くなるし、何より作ることが楽しくてしかたなくなります


最近は、余りもののお野菜を1cmくらいに刻み、お鍋の中にぽいぽいと入れて、

コンソメやブラックペッパーで味付けしたものにはまっています。

闇鍋的おもしろさがあってグッドです。


以前はこだわりのレシピに従って、味見しながらきっちり作っていたり、

スープストックを作ったりしていましたが、

何の気なしに余りもので作ったスープ・・・

これが楽しくて、しかもおいしかった!

スープのおいしさは、野菜の切れ端とお肉の切れ端、極意を見切った気がしました!

結局は楽しんだり、余った子に活躍させるところが嬉しかったりするんでしょうね


いやあ、料理って本当にミステリですね!!


というわけで、今日は 池田 あきこさん、 佐藤 かずよさんの 『ダヤンのスープ読本』

食いしん坊と思われようが何だろうが紹介しちゃいます。


池田 あきこ, 佐藤 かずよ
ダヤンのスープ読本


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猫のダヤンと「わちふぃーるど」の仲間たちが自慢のスープを持ちよった、まるごと一冊スープの本。前半は、ちょっとナンセンスなイラストと詩、後半はほんとうに美味しいスープのレシピ集です。

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先に紹介した 『ダヤンのミステリークッキング』 に引き続き、ダヤンの料理ものです。

大人と子どもが一緒になって楽しく料理ができるように作られた本だと思います。

いかにしておいしく楽しく簡単にスープを作るか、そこに焦点が合わさったレシピではないでしょうか!


これもまだ試していないため、ご紹介するのも何なのですが、

かなり気になるレシピがいくつかあります…

作り次第逐一レビュウしていきたいのですが、あくまでミステリ紹介のブログですので自重します;


食べることは生きていく上で一生付き合っていかなければならないことです。

人生80年、そんなに長く付き合っていかなければならないなら、

これを思う存分楽しまない法は無いってものです!


ふわふわっとした鮭の切り身の朱色肉、骨の周りの味の濃い部分、

弾力があって噛み心地がおいしい皮、よく火が通っているとパリパリしておいしい骨。

その隣には白いご飯、もう何も言うことは無いですね!

あ、お吸い物ほしいな!


ミートソースのスパゲティを作って、何か物足りなさを感じたら、

セロリの切れ端とベーコンと作った簡単なスープを付け加える。

それだけで食卓がパァッと華やぐじゃありませんか!


料理好きな人、料理食べることが好きな人、スープ好きな人、今晩何にしようかしらの人、

買いです!