宮部みゆき 『あやし』
夏ですね。
夏といえば物の怪が巷に溢れる季節。
ということで今回は 宮部みゆきの『あやし』 を紹介いたします。
- 宮部 みゆき
- あやし
江戸時代の市井を舞台に短編がいくつか入っています。
どれも語りのテクニックにより、ぞっとするもの、
あやしと思うものの魅力が引き出されています。
ネトミス副会長のBさんに本占いをしてもらって、
勧められたのがこの本ですが、
見事に好みに合いました。
さすがBさん、皆さんも占ってもらうといいです。
ハリウッド的な恐さで無い、あやしの恐さ。
日常生活に潜む、不可解な話、
そんなものに魅力を感じるかた、買いです!