あの高校がプロ野球選手を排出する理由 | ベースボールバイブル

こんにちは。

ベースボールバイブルの東です。

昨日はこんな記事を書いたんですが…

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野球選手としての目的を履き違えてはいけない。|ベースボールバイブル公式ブログ

 

ここでは野球選手としてのドリルの目的は基本的には「投・打・捕・走」を高めるものという話をさせていただきました。

 

で、例えば私の母校である敦賀気比高校。

 

この学校は私の弟が指導者になってから何人でしょう…。多くなりすぎてわからなくなってきたんですがおそらく10人くらいがプロ野球選手になっています。就任して約10年かな?その10年で約10人のプロ野球選手が育ったわけですからほぼ毎年プロ野球選手が誕生しているわけですね。

 

まあ、あなたがどれほど中学野球に詳しいかは存じ上げないんですが、実は敦賀気比高校に集まる選手というのは中学時代に一線級の選手だったという選手はあまりいません。

 

例えば、現在オリックスで活躍している吉田正尚選手。どれだけ中学野球が好きな人でも彼の中学時代を知っているという人には出会うことは滅多にありません。だって、吉田選手が中学時代はキャッチャーだったなんていうのは地元の人間くらいしか知らないでしょうからね。まあ、それは広島東洋カープで活躍している西川龍馬選手にしてもそうです。ほとんどの人が彼の中学時代を知らないはずです。要するに彼らも中学時代は一線級の選手ではなかったということですね。

 

そんな選手たちが敦賀気比高校を経由することで大きく羽ばたいたわけですが…。その理由を私は「敦賀気比高校は野球選手を育てようとしているからだ」と説明しています。それは昨日話したようなことですね。

 

今では敦賀気比高校は日本の高校野球の中でもトップクラスでプロ野球選手が誕生する学校になっていると思いますが野球選手を育てようとしていなければこんなにプロ野球選手は育ちません。まあ、別の言い方をすれば敦賀気比高校で野球をしてプロ野球選手になれなければどこの高校に行っても無理だと思います。ですから、これは自分の弟が監督をしているから言うわけではなくて「プロ野球選手になりたいんだったら敦賀気比高校を選択するのは間違いではない」と思います。それは野球選手を育てようとしているから。

 

ですから、プロ野球選手になりたいのであれば人間として成長することも大事だと思いますが、野球選手として成長することも大事だということを伝えたいわけですね。

 

まあ、これ以上喋ると余計なことまで喋ってしまいそうなので今日はここまでにしておきます。

 

では、また。