物心ついたころから私は宗教(師弟)の世界にいました。そこは活気があってお年寄りから子供まで 皆で集まっては、平和な世界を目指す、暖かくて大家族のような場所でした

師匠である先生は、
誠実で厳しい努力の人。
愛に溢れ、
信じられないくらい優しくて
またサイキックな方でもありました。
目を見れば相手を見通し、
遠くにいる人の状況も感じ取れる方でした。
20年くらい前のことです。
先生は「私が育てる!」と若い人材を育て始めました。
私は育てていただいたうちの一人でした

とはいっても日本中、世界中を駆け巡ってる方。物理的に「会えた」のは年に1回あるかないか。「会った」としても、直接会話をしたことはほとんどないのです。
なのに、いつも身近に感じていたし
テレパシーというのでしょうか、
会話をしているように感じていました。
そして私が窮地の時は必ず、
手紙やメッセージや文章などの媒体を通して、私に分かるように伝えてきてくれました

とても厳しくもありました。
「~ねばならない」にしばられていた私には息苦しく感じることもありました。
大組織や先生から求められることと、
自分が本当にしたいことの食い違いもありました。
3年ほど前から私は次第に組織から離れ、距離を置きはじめました
