先日、京都に所用で出掛けた
久しぶりの京都である
急に50年程前の記憶が蘇った
高校3年の修学旅行の時の
若い僧の説法と名前を思い出したのである
説法の内容は忘れたが、
仁王立ちしたその姿を
記憶にとどめていた
その寺は大徳寺内にある大仙院である
沢庵和尚や千利休も、
一時住んでいたところだ
そして
偶然だと言われたが、
老僧とお会いできたのである
83歳になられるが、当時の面影通り、
彫りの深い顔立ちをされていた
何万人もの修学旅行生と会われたとのことだが、
名も無き一高校生との再会に
ことのほか笑顔で包んでくれた
老僧の名前は、尾関宗園師である
最後に素晴らしいメッセージを頂いた
決して忘れることのできない
メッセージである
その言葉は秘密である
後生大事にしておこう
なお、写真は大徳寺と
その周辺の散策途中の
断章である