いよいよ夏本番である
夏の風物詩の一つは
緑と赤の色鮮やかなスイカである
スイカには子供の頃の想い出が
たくさん詰まっている
澄み切った清流で冷やしたスイカの
シャープな甘さ
悪童たちと畑から失敬した
田舎のスイカ
大きなスイカを四つ切りにして
舐めるようにしゃぶり尽くした
スリル満点のジューシーな甘さ
さぞや皆さんも
たくさんのスイカの想い出があるでしょう
さて、某日のことだが
スイカを真っ二つに切ると
その中からスイカの顔が
現れたのである
満面の笑顔である
小ぶりながら
これがまた実に美味なのだ
聞くところによると
その顔には
への字のスイカや
怒り顔のスイカ
涙顔のスイカ
など、イロイロとあるようだ
それは、まだまだ食べ頃ではないらしい
一番の美味しさは
スイカを切った時に
笑顔いっぱいで迎えてくれた
スイカの表情を見れば
よくわかるそうだ
今年の夏は
“スイカの笑顔探し”をオススメします