「広報」「PR」というビッグワードは「うちは広報が弱いよね~」などと使うわけですが、そこから落とし込んでいくと、課題ごとにかなり細分化され、それに応じた打ち手も全く異なってくるな、と強く感じたので備忘までに残しておきます。
本日より、「第61回富山県青年議会」が開催され、初日は課題を見つけるために、富山県の総合戦略とfactデータを読み込みながら頭を使ってきました。
とやま未来創生戦略2017(改訂版)のPDFはこちら。
これまでにあまり知らなかった自分が悪いのですが、富山県というところはかなり基礎能力の高い県で、とても考え甲斐のある県だなと思いました。
さて、タイトルの意味ですが、
ビッグワードはできるだけ細分化する、というのは鉄則なんですが、特に今日感じたことは、この「広報」という言葉がいったい誰に対して、向かっている言葉なのか、というところを曖昧にしてはいけないな、ということです。
何が言いたいかというと、組織内(県内なども含みます)向けて行う広報活動と、組織外に向けて行うそれとは具体的な手法が全然異なる、ということなのです。
こうして文字にしてしまうと、ものすごく当たり前なのですが、意外と見落としがちでビッグワードのバイアスに負けて、偏った思考になりそうだなと思ったのです。
「誰に」「誰を対象に」ということの定義は、すなわち向かうべき方向性を決めることだと思うので、「行き先を間違えないこと」とそれについてのコンセンサスをプロジェクト内で取ること、の重要性を感じた日でした。