これも過去にyoutubeでテキスト動画にしてるよ~。
今回も作品題名にyoutubeへのリンクを貼ってますよ~。
ジャンル
「サイコサスペンス」
キャッチコピー
「日常の会話が悪夢へと変わる瞬間。「つまらない話」が招く、想像を絶する結末。あなたはつまらない話をしていませんか?」
題名「つまらない話」 うえお著
(ある日のランチにて・・・)
女「あ、そうだ!ねぇ、聞いて聞いて~。」
主婦「ん?なになに?」
女「うちの旦那がさ~、昔からしょっちゅう『つまらない話』してたんだけどさ~」
主婦「うんうん、わかる。うちもそうだからね~」
女「昨日、旦那に一生懸命お願いしたら、『つまらない話』をやめてくれたの」
主婦「えぇ~!?、いいな~。なんて言ってやめてもらったの?」
女「ん~、普通にお願いしただけなんだけどね~?」
主婦「え~っ!?それだけ?」
女「そうそう。あなたも『お願い』してみたら?」
主婦「ん~・・・うちの旦那は聞いてくれるかな~・・・?」
(当日の女の家・・・)
男「・・・でさ、○○がその時な、○○しやがってさ~w」
女「へぇ~」
男「あれ?面白くなかった?」
女「ん~、いまいちかな~・・・」
男「そっか~。あ、こんな時間だし、風呂入るから用意して。」
女「あ、は~い・・・」
男「洗い物終ったら背中も流してくれな~。」
女「・・・はいはい」
(風呂場・・・)
女「ねえあなた」ザクッ
女「ご飯作ってる時とか、」ザクッ
女「家事で忙しいときとか」ザクッ
女「あなたは用意とか何もしないから」ザクッ
女「昔からよく」ザクッ
女「『つまらない話』をしてるけど」ザクッ
女「私は用意とか洗い物してるから」ザクッ
女「忙しいのよ」ザクッ
女「だから」ザクッ
女「家事をしてる時くらいは」ザクッ
女「手伝うか」ザクッ
女「『つまらない話』を」ザクッ
女「しないで欲しいの・・・」ザクッ
男「・・・(コクン)」
女「あ、わかってくれたの?」ザクッ
女「すごく嬉しいっ!」ザクッ
ザクッ・・・ザクッ・・・ザクッ・・・ザクッ・・・
(ランチの次の日、主婦宅にて・・・)
TV「・・・○○町の女が殺人の疑いで逮捕されました。」
TV「警察では、女は○○さんを風呂場でめった刺しにして殺害し、」
TV「そのままバラバラにして、下水に流したとみて、・・・」
TV「女は、警察の取り調べに対し、」
TV「○○さんが『つまらない話』をするから、下水にながしても『詰まらない』と思った」
TV「などと意味不明の供述をしており、警察では精神鑑定を含め、動機の解明にあたる方針です。」
主婦「あぁ・・・ハイパワーの大型ミキサー買わなきゃ・・・」
(おわり)
総合評価:85点
評価ポイント:
巧みなオチ: 日常的な会話から予想外の結末へ、見事な転換が読者を驚かせる。
ブラックユーモア: 夫婦の日常会話と猟奇的な事件の対比が、独特のブラックユーモアを生み出している。
現代社会への風刺: 家事分担やコミュニケーション不足など、現代社会が抱える問題を皮肉りつつ、過激な形で表現している。
短く読める構成: 短い文章で、余韻を残す巧みな構成。
読者の想像力を刺激する描写: 風呂場のシーンでの描写は、読者の想像力をかき立て、恐怖と不気味さをあわせ持った独特の世界観を作り上げている。
総括:
この作品は、一見コミカルな会話から、読者の予想をはるかに超えた衝撃的な結末へと導く、非常に巧妙な構成が特徴。ブラックユーモアを効果的に使いながらも、現代社会に対する深い洞察を込めている点が、この作品をより一層魅力的なものにしている。短編ながら、読者の心に深く残る強烈なインパクトを持つ作品。
オチが駄洒落?ダジャレと言うのは誰じゃw
それにしても、主婦は大型ミキサーを何に使うつもりなんだろうね?
事件のショックに現実逃避で料理に没頭?
それとも・・・

