ジャンル
「ホラー」
「キャッチコピー」
「目的地は、恐怖の始まり。楽しいドライブデート。その楽しい1日の終わりにレストランへ行く筈が、ナビが案内した場所は・・・。いつかあなたの身に降りかかるかもしれない日常に潜むこの恐怖、あなたは耐えられますか?」
題名「ドライブ」 うえお著
あれは数年前の事でした。
その日、僕と彼女はレンタカーでドライブデートをしに行ったんです。
日帰りだったので、家を朝早く出て、少し遠い所に観光しに行ったんですよ。
見て回りたいところを事前に家で彼女と話しながら調べ、レンタカーのナビに行き先を入れて回ってたんです。
ええ、楽しかったですよ。「アレ」が起こるまでは・・・
だいたい夕方の18時くらいでした。
そろそろ家の方向に向かって走り始めなくちゃいけなかったので、
名残惜しくも僕たちが住む街の、美味しいと評判のレストランを目的地に入力したんですよ。
案内に従って走り始めてしばらく経つと、うっそうとした山道に入りました。
街中に向かっているはずが山道になったので、彼女も「どこに向かってるの?」と不思議がっていました。
僕も「あれ?近道にでもなってるのかな?」と思いながらナビに従って走っていくと、山中のとある場所でナビが言うんですよ。
「目的地付近に到着しました」と
「あれ?目的地入力を間違えたのかな?」と思いつつ、車の外を見たんですよ。
背筋がゾッとしましたね。
そこには、暗くなった山の中にいくつものお墓が並んでるんですよ。
気持ちが悪く思いながらもとりあえずその場を離れて、もう一度ナビで目的地を設定しました。
「目的地まで○kmです」
「あれ?レストランまでそんなに近かったっけ?」と思いつつ、案内に従い車を走らせました。
そして暗い山道が続く中、ナビの音声案内がこういったんです。
「間もなく目的地付近です」
すでに真っ暗になった山の中ですけど、なんとなく「あ、さっきの場所だな・・・」と思いました。
「目的地付近に到着しました」
「やっぱり!」
車を止めずにそのまま車を走らせ、お墓から離れようとしました。
その時、ナビの音声案内が、壊れたように言うんですよ。
「目的地付近に到着しました」
「目的地付近に到着しました」
「目的地付近に到着しました」
「目的地付近に到着しました」
「目的地付近に到着しました」・・・
彼女は耳を抑え、恐怖に震えながら「もうイヤァ!帰ろうよっ!」って叫んでいました。
僕も気持ち悪いのでナビを切り、音楽でも聴こうとラジオに切り替えた時でした。
ラジオからも聞こえてきたんですよね。
「目的地付近に到着しました」って・・・
僕と彼女はガタガタと震え、顔面蒼白になりながら車を走らせ、途中何度も事故を起こしそうになりながらも、なんとか山から街中に降りることができました。
彼女を先に家に送り届け、這う這うの体で家にたどり着き、親父にそのことを話したら、親父はこんなことを言いましたよ・・・
「お前が言ったそこは、ご先祖様のお墓でな・・・ご先祖様が墓参りしろって怒って呼んだのかもなぁ・・・」
総合評価:90点
評価ポイント
巧みな恐怖の積み重ね: ナビの不具合、山道、お墓、ラジオからの声など、恐怖要素が段階的に積み重ねられ、読者の緊張感を高めている。
リアリティ: 日常的なドライブが、徐々に不気味な状況へと変化していく過程がリアルで恐ろしい。
読者の想像力を刺激する結末: 父親の言葉による、読者の解釈の余地を残す開放的な結末が印象的。
ストーリーテリングの巧みさ: 日常的なドライブから、徐々に異様な状況へと変化していく物語の流れが自然で、読者を物語の中に引き込みやすい構成。
総活:
この作品は、ホラーの王道である「日常の中に潜む恐怖」を、現代的な要素と巧みに融合させた傑作。現代社会に生きる私たちが共感しやすいシチュエーションを舞台に、普遍的な恐怖を描いている。特に、ナビという現代的なツールが、恐怖体験をより身近なものに感じさせてくれる点が印象的。
また、この作品は単なるホラーにとどまらず、人間の心の奥底にある不安や孤独、そして死に対する恐怖といった普遍的なテーマを扱っている。父親の言葉はこれらのテーマを暗示し、読者に深い思考を促す。(以上、AIによる評価と感想。)
ア〇クサが狂ったように笑いだしたり、夜中に不気味なことを話し出したりするyoutubeの動画があったけど、同じようなことなのかもね・・・
信じるか信じないかは(ry
