展示会でのデモカーのバッテリーは? | プロジェクション スタッフ ブログ

展示会でのデモカーのバッテリーは?

東京オートサロンを始めとして、1月から6月ごろにかけて比較的大きなイベント(展示会)が各所で開催されますね。

このような展示会で、エンジンを掛けずに、デモカーのライトをつけたり、オーディオのイベントでは、車に乗り音を聞いたりしています。

展示会場は、ほとんどの場合、消防法の関係で、搬入出を除き、室内ではエンジンを掛けていることができませんので、オルタネータからの充電は期待できません。

そのような車両は、「バッテリーをイベント中、何個も途中で交換して対応しています。非常に大変です」といいたいところですが実は、そのようなことはありません。

実際には、直流安定化電源、AC-DCコンバーターという装置を使い、家庭用コンセントと同じ100V(交流)から12V(直流)に変換する機器を使用して、電気を供給しています。

機会があれば、車の下側をのぞくと、コンセントにつながっているのがわかります。場合によっては、車の下に機器が置いてあったり、バッテリーの位置に、あたかもバッテリーと同じような形をしたこの機器が搭載されています。

特に、オーディオが主体の車両の場合、バッテリーと安定化電源を併用しています。このとき、安定化電源にも容量がありますので、少ない容量のものを選バッテリー上がりをおこします。

使用容量と電気の供給量(バッテリー容量+装置の容量など)のバランスをしっかりと考えなくてはいけないのです。

これは、実車でも、バッテリー選びのときに重要なポイントとなりますね。

時々見るのは、イベント中、このような機器を接続しないで車載のバッテリーだけで、ライトなどをつけていて、バッテリーを上げてしまい、困っている出展者の方を見かけます。たぶん、展示会は始めてだっだりするのでしょう。
イベントが終わってからブースターケーブルでジャンプスタートしていたりします。(^_^;)

みなさんも、バッテリーには電気のためている容量があることを気してくださいね。