タイトル通りの内容です。思考盗聴や電磁波攻撃でお困りの方へ向けての対策を書きました。
対策は海水と純水で取れます。
『アンテナと電波伝搬』(著:谷口慶治)には参考文献から引用した電波の周波数毎の海水と純水を伝搬する電波の減衰特性が掲載されています。以下は同書の図からまとめた内容です。
【海水と純粋の電波減衰特性】
10^2(Hz)では海水0.8dB/m、純水で0
10^4だと海水5dB、純水は0
10^6だと海水10^2dB、純水は0
10^8だと海水10^3dB、純水は1dB/m
(これより同じ減衰量を示す)
10^10だと海水は10^4dB、純水は10^4dB
10^12だと10^5dB
10^14だと10^4dB
10^15だと10dB程度
と、周波数が高くなるまでは純水だと電波が減衰なしに伝搬し、海水だとそこそこは減衰します。GHz帯(10の9乗ヘルツ)に入ると純水の減衰量が上昇していきます。
これらの特性から、空のペットボトルなどに海水を詰め込んできては照射される方向に向けて隙間のないように置けば防げる可能性が非常に高く、費用も抑えられます。問題は部屋に置く場合、生活空間の上方(天井方面)に置く必要があるということです。