[2013年04月01日] 馬鹿に因んでアホの定義はこれでいいか?

四月馬鹿の日に因んで馬鹿とは何かアホとは何かとその意味を考えてみよう。
普段「馬鹿!」とか「アホ!」と言って相手を侮蔑するから知能の差が臭い。
脳の仕組みが分かったので進化する理由を調べると本能とは何かが分かった。

幼児期から青少年の期間は健康に発育し成長するために備わった判断能力だ。
丈夫な身体と敏捷な運動神経は敵から逃げるのと食糧を得るために闘う武器。
思春期になると異性に関心を持ち配偶者探しに奔走するが原動力の源が本能。

この敏捷性を生む運動神経が頭を良くするためにも役に立っていたのである。
人間にだけ備わった大容量の記憶能力は考える能力と教育の相乗効果である。
サルから一組のDNAが欠落し尻尾を落とした人類はその代わり英知を得た。

長い尻尾を作る代わり大量のニューロンを生産して手の指の器用さを磨いた。
大容量ニューラルネットは言葉を発明し認識と対話や教育に威力を発揮する。
経験や体験による知識が世代を越えて引き継がれ集団社会の目的を作り出す。

知識の量は社会の価値感を左右し組織は上下関係を知識の量で決定するのだ。
鍵は自尊心だ。上司は知らない部下に対し威張ることで権威を得ようとする。
教えてすぐ覚えれば賢いが覚えが悪いと何度も教えなければならず侮蔑する。

これが馬鹿やアホと口に出る。一部には叱咤激励のために用いる場合もある。
ところが脳の仕組みを知らないで言うのだ。馬鹿が馬鹿、アホがアホと言う。
憶えるように教えると言うことは記憶の仕組みを知らないと出来ないことだ。

だから教育者は教育を通じて教育の仕方を学ぶ。社会は自己認識の鏡の役だ。
しかし威張るアホ人間は権威欲が強いだけだから弱い者苛めに気が付かない。
民主主義は多数の弱い人々が通信し合って大きな力を発揮するためのものだ。

エープリルフールで人を担ぐことから人間が騙し騙される生きものと学べる。
騙されることで誰が情報操作が出来るのか疑って考えるのが英知の考え方だ。
[2013年03月13日] 金子みすゞの心に自分を重ねるコンサートの感想

東日本大震災の記念日の3月11日の昼,金子みすゞの世界を再び心で味わった。
宗次ホールのコンサートで2年前の秋に第1回目がありその時も日記を書いた。
ホール側の巧みな営業戦略に乗せられたとしても今回は聴く心構えが大違いだ。

今回も完売で入れなかった人が出るほどの盛況。みすゞファンが大勢いるのだ。
震災の直後にテレビでひっきりなしに流れた「こだまでしょうか」が耳に甦る。
大正時代に乱暴な夫と離婚し最愛の娘の親権を当時の法律で奪われて自殺する。

どうしても暗い話だがおおはたれいこさんの朗読には暗さが無く優しく伝わる。
発声も前回とは違ってとても良い。引き込む演出の仕方もうまくテンポもいい。
そして照明がピアニストの丸山晶子さんに切り替わる。詩に寄り添うピアノだ。

シューベルトの原曲にリストが編曲した演奏会用の曲が詩のリズム感を後押し。
今回の副題は明るい方へとある。それでも私にはみすゞの冷徹な感性を感じる。
現在執筆中の本の原稿が何度目かの校正を経て遂に終わろうとしているからだ。

脳の仕組みに関する新しい発見から10余年が過ぎて漸く全体像が見えて来た。
ビッグバンに始まる宇宙の形成時の素粒子物理学から情報数学と言語と意味論。
これらを全て統合することで人間の本能の働きと理性の役割が解明出来たのだ。

弱い動物は群れを作る。人間も例外ではなかったが武器を発明してから変った。
組織化社会を作って人間が人間を奴隷として働かせる仕組みを作り出したのだ。
大多数の庶民を出来るだけ貧しくして全員が貧しいものだと思わせて洗脳する。

今も組織は圧倒的に男社会が根強く残る。所がみすゞは洗脳されなかったのだ。
いくつかの詩に詠まれた反対の概念がその証拠だ。明と暗、嬉しいと悲しい等。
全てを反対にして考える態度こそ何事にも疑い抜く科学の探究心に他ならない。

民主主義社会となった現在の日本の女性は決して無力ではない筈だが学べない。
教えられる人がいないのだ。もし指摘する人がいたとしても悪者にしてしまう。
伝統的な社会は、一方では住む上で安らぐが他方では改革がされ難い面を持つ。

みすゞの詩には生きものや花になって考え相手を包んで思い遣る優しさがある。
その本質的な魅力は女性の目を通して矛盾を感じ取る科学的な感性ではないか。
[2013年02月14日] 欠陥DNAの発表が核戦争で不可能に?

脳の黄金定理、知らないと損をするなどと呑気にしてられない状況になった。
北朝鮮が核弾頭のミサイルで世界の平和に脅威を与える事態に発展したのだ。
私は既にDNAには欠陥があることを突き止めていて発表の機会を待っていた。

公表は善良な市民の範疇から逸脱することになるので慎重を期していたのだ。
私が脳の研究から突き止めたDNAの欠陥に関する主な論点を挙げよう。
①貧しいと人口が増え続ける問題。
②内政不干渉と云う国の役割の問題。
③富を得る戦いと武力の問題。
④情報戦争における国家間の騙し合いの問題。
 ⑤支配と被支配本能の共存の問題。
⑥その他、政治や宗教、民族の歴史等が上記の問題から派生して来る。

①は本能が刹那的な欲望であることから動物界では普遍に見られることだ。
 先進国では本能を抑える教育が徹底し少子化が問題になるほどだ。
 しかし大統領やゴルフ王など金や地位があると男は浮気をするものだ。

②は国家を統治する権力者が自分らを守る為に作った最後の砦なのだ。
 支配者は軍事力と言う武力で国民を威圧洗脳し指導者となる欲が出る。
 取り巻きがいて秘密警察等の階級組織を作る。後で粛清されてしまう。

③経済は生きるために不可欠で商売は富を集める基本的行為である。
 頭を使うために必然的に騙して買わせるし武器を売りつける。
 貧しいと威張る支配者にいつか刃向かって報復を考えるからだ。

④巨大な富を持つとそれを狙われる心配から攻撃的にならざるを得ない。
 貧しい北朝鮮が旧ソ連を真似て鉄のカーテンの陰で核開発を進めた。
 挙句に冷戦状態を作り出そうとしている。旧日本の二の舞になるだけだ。
 国家の枠組みが外れたら忽ち窮地に陥るのだが気が付かない。

⑤問題は人間が支配・被支配のどちらの本能も併せ持っていることだ。
 どちらにもなれる。夫々にメリットとデメリットがあるが分からない。
 支配者になるのはほんの一握りだ。だから政治家の子は政治家になる。
 被支配者は残りの大多数だが戦国時代からの名残りで支配されたままだ。
 みんなと同じなら貧しくてもいい、命さえ守って貰えばいいと働く。
 洗脳教育で偏向し軍国主義国家となって米英と戦争し原爆投下で敗戦。

だから指導者イコール支配者と思い込むのが誤りと悟ることが先決だ。
日本の政治家が指導者でないのは皆判った。資本家の手先なだけなのだ。
常に本能を考えていないと騙されたままで奴隷として死ぬことになるかも。