「官能」
この言葉に何を思うだろうか。
デジタル大辞林によると
①耳・鼻・目など、感覚器官の働き。 「 -障害」
②感覚器官を通して得られる快さ。特に、性的な感覚にいう。 「 -の喜び」 「 -をくすぐる」 「 -小説」
とあった。
性的な部分もそうとう含む言葉なのは容易に想像がつく。
自動車の評論において1980年代後半から1990年代にかけて、特にフェラーリの車両に代表される名詞のように評論家によって好んで使われて来た記憶がある。あのころNAVIやCGを毎月発売日を楽しみにしていて、読みふけったっけな(笑)。今や、NAVIはなくなり、CGは出版元の名前が知らないうちに変わってしまった。特に鈴木正文編集長時代(現在はGQ JAPANの編集長)は僕の青春そのものかもしれない。今はもう自分の手元には無い。買わなくなってしなっているのだ。あんなにも、夢を見ていたものだったのに。なぜかって?それは・・・。もう追い求めなくても、得ているから・・・・かも知れない。モノに対しての飽くなき欲求は今も失ってはいないとおもう。でも、最新でなくても、満足を手に入れる術を知ったから・・・知ったと言うより、満足出来るようになったからかなあ。そういうことなのかもしれない。それが持続可能な社会ってそういうことなのかもね。
しかし
この音・・・まさに官能である。
このyoutubeへのアップ者に敬意を称します。
映像は無く、「音声のみ」です。
この音・・・音だけなのに・・鳥肌が立つほど、高揚感を得られる官能的な音。美しく、儚く。
音はF1マシンの排気音。
場所は、モナコGPのあの有名なトンネルの通過音です。ドップラー効果バリバリです(笑)。
バックアングルからトンネル内の高速カーブを全開で消えて行くマシン。その姿が一番好きだったかもしれない。
3.5リッターのV12,V10,V8の音色の差。この当時の各マシンの気筒数は多彩だったし、高音の音色に身震いした。今とは大違い。セナのいた時代。。
官能。僕は好きだな(笑)。この音に官能をおぼえるっていうことは、今も官能を追い続けている自分だったのかもしれない。