ガンをはじめ、死も意識するような病を患っていらっしゃる方々。そこに精神的にも肉体的にも支えになってくれる人がいる・・・それが妻なのか夫なのか子供なのか、それとも兄弟・・・支えになる人が誰もいない人からすると幸せなのかもしれない。

ただ、支えがある人とない人で苦痛も違う。支えのある人は支えてくれる人たちも苦しむし、支えてくれる人に対して心配をかけまいと辛い思いをする人もいる。支えのない人は孤独で辛いかもしれない。ただ一緒に辛い思いをしてくれる人はいないかもしれないが逆に自分だけの心配だけしていればいいとプラス思考になる人もいるかもしれない。

病気がきっかけで人との絆が深まることもあるでしょう。そしてそれを病気のおかげと思い、逆に病気になったことに感謝する人もいる。

病気になることで人生観も変わる人もいる。病気になることで隠された自分やまた才能を発見する人もいる。病気になることで命と健康の大切さを改めて実感する人もいる。

病気の種類によってそれぞれ肉体的痛みも違うし、病気の状況によっては自分と違う他人の病気の苦しみもわかってあげられない。

病気で苦しんだり、不安を抱いている人と同じ病気で同じ条件を体感しない限り、本当にその人の苦しみなんて分かってあげられない。

「負けないでください」「頑張ってください」「大丈夫ですよ」「必ず良くなりますよ」「くじけないでください」なんて言ってあげても、病気であるその人のその病気になりきらない限り、その人やその人の家族や大切な人になりきらない限り、苦しみや辛さはわかってあげられない。

今の私に何が出来るのか?何が、どの選択がベストなのか?ただこれだけしかないのです。