子宮筋腫などで子宮を全摘出をすると、約15%の確率で1年以内に卵巣機能不全を起こすと言われています。これは卵巣が吻合という連絡拠点で子宮とつながっているためです。
卵巣不全にまで至らなくても、何らかの異常や、さらにホルモン補充療法を行うと、卵巣がん、乳がん、心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなるという報告もあります。
確かに、逆説的には、
「エストロゲンは心臓病のリスクを低下させる効力がある」(「新イギリス医学雑誌」より)
「ホルモン補充で脳卒中の件数減少」(スウェーデンの研究機関)
また別の報告では、
「閉経後にエストロゲンを投与した女性の心臓病と骨折のリスクがそれぞれ50%減少」(12万人の看護師対象に10年に渡る調査結果)
「10年以上エストロゲンを服用している女性は大腸がんのリスクを50%減少させる」
というようなホルモン補充の効果報告も多い。
日本でも、現在、飲み薬に加えて塗り薬や貼り薬なども保険適用で処方されていますが、
アメリカでは、閉経期の女性のおよそ40%がホルモン補充療法を受けているということです。
さて、次に問題点を挙げていきましょう。
まず、エストロゲンは長期的に投与する必要があるということ。つまり、結果や効果を示すには何年も服用することになるのです。特に、骨粗鬆症に対しては、ホルモン補充だけでは不十分という研究結果あるので、病気によってはデメリットが大きいこともあります。ちなみに、骨粗鬆症に関しては、改善は不可能で、退化を送らせることしか期待できず、一生飲み続けることが条件です。もちろん、エストロゲンが不足すると骨の退化は避けられません。
循環器に対するエストロゲンの効果は?当然、服用を止めればその効果は無くなってしまうので、やはり飲み続けることが必要なのですが、症状の大小に大きな個人差があるにせよ、ふつう繊維嚢胞性の疾患に約9割の女性が罹りますが、エストロゲンはそれを悪化させる可能性があるという報告もあります。
エストロゲンにも種類があり、その種類によっては卵巣がんのリスクが40%(6年以上服用した場合)高くなり、11年以上服用すると70%になるという研究があります。また、ホルモン補充療法は乳がんのリスクを増大させ、「腫瘍学ニュース」によれば、乳がんに罹る可能性が2倍になると報告されています。
このように、ホルモン補充療法にもメリットとデメリットが存在し、その種類と受ける人の個体差も十分に考慮する必要があることは当然のことです。
それでは、安全なホルモン補充療法に代わる療法はないものか?
次回はホルモン補充療法に対して、より安全に代わるものとして「ゲニステイン」を解説します。
卵巣不全にまで至らなくても、何らかの異常や、さらにホルモン補充療法を行うと、卵巣がん、乳がん、心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなるという報告もあります。
確かに、逆説的には、
「エストロゲンは心臓病のリスクを低下させる効力がある」(「新イギリス医学雑誌」より)
「ホルモン補充で脳卒中の件数減少」(スウェーデンの研究機関)
また別の報告では、
「閉経後にエストロゲンを投与した女性の心臓病と骨折のリスクがそれぞれ50%減少」(12万人の看護師対象に10年に渡る調査結果)
「10年以上エストロゲンを服用している女性は大腸がんのリスクを50%減少させる」
というようなホルモン補充の効果報告も多い。
日本でも、現在、飲み薬に加えて塗り薬や貼り薬なども保険適用で処方されていますが、
アメリカでは、閉経期の女性のおよそ40%がホルモン補充療法を受けているということです。
さて、次に問題点を挙げていきましょう。
まず、エストロゲンは長期的に投与する必要があるということ。つまり、結果や効果を示すには何年も服用することになるのです。特に、骨粗鬆症に対しては、ホルモン補充だけでは不十分という研究結果あるので、病気によってはデメリットが大きいこともあります。ちなみに、骨粗鬆症に関しては、改善は不可能で、退化を送らせることしか期待できず、一生飲み続けることが条件です。もちろん、エストロゲンが不足すると骨の退化は避けられません。
循環器に対するエストロゲンの効果は?当然、服用を止めればその効果は無くなってしまうので、やはり飲み続けることが必要なのですが、症状の大小に大きな個人差があるにせよ、ふつう繊維嚢胞性の疾患に約9割の女性が罹りますが、エストロゲンはそれを悪化させる可能性があるという報告もあります。
エストロゲンにも種類があり、その種類によっては卵巣がんのリスクが40%(6年以上服用した場合)高くなり、11年以上服用すると70%になるという研究があります。また、ホルモン補充療法は乳がんのリスクを増大させ、「腫瘍学ニュース」によれば、乳がんに罹る可能性が2倍になると報告されています。
このように、ホルモン補充療法にもメリットとデメリットが存在し、その種類と受ける人の個体差も十分に考慮する必要があることは当然のことです。
それでは、安全なホルモン補充療法に代わる療法はないものか?
次回はホルモン補充療法に対して、より安全に代わるものとして「ゲニステイン」を解説します。