好中球とリンパ球比を表す指標に

NLRNeutrophil / Lymphocyte ratio

があります。

 

好中球(%)÷リンパ球(%)=NLR

 

数式から、好中球が多過ぎたり、リンパ球が少な過ぎるとNLR値は上がるということになります。

 

特に、リンパ球が異常に少ない場合に起こり得る悪液質というものがあります。

 

悪液質とは、簡単に言うと、「病気による痩せ」であり、からだの消耗をもたらします。

 

 

悪液質は、「ガンの予後」の良好さや悪さをみるケースに使うことができます。ガンの辛さは、化学治療の副作用だけでなく、悪液質による筋肉の衰えによる予後の辛さも大きいのです。

 

筋肉が衰えることによる不具合は、何も大きな動作だけではありません。呼吸をしたり、食べ物を飲みこんだり、咳をしたり、まばたきをするのもべてす筋肉が関わっています。

 

骨や関節を保護したり、支えるのも筋肉の役割です。たとえば、狭窄症の原因をずっと遡って追及していくと、もともとの原因が悪液質の前兆状態(前悪液質)であり、リンパ球の絶対数の低からも判明できるのです。

 

がん患者が末期状態になると急激に痩せていくのもこの悪液質という筋肉の衰えなのです。ガンが大きくなればなるほど悪液質は進行していきます。

つまり、ガンの死因の多くは、

悪液質による栄養失調と言えます。

 

 

血液検査の数値は、いろんな病気のサインや原因のヒントをくれます。