英検1級・留学・TOEIC900点・転職を目指して・・・どん底の人生から這い上がりたかった過去の自分 -139ページ目

20**年3月*



 三年間通った学校とも今日でお別れだけど、実感なんてまったくない。



 卒業なんて問題じゃない。大学に合格しているかどうかが問題なんだ。



 卒業式直前の写真撮影では、みんなテンション高くて笑ってた。



 でも俺は・・・笑顔で写れるはずはない。



 代表として全員分の卒業証書を受け取るために、俺はステージの上にあがった。



 校長の目を見ると、潤んでる。



 ていうか、何がそんなに感動的なんだ?




20**年3月*日



 ついに合格発表の日がきた。



 進路指導室に入ったとき、既に担任の先生は部屋のなかで待機していた。



 まだ、発表までは1時間くらいはある。



 ふいに先生が、


「ピアノ、弾いてきていいよ」


 といった。



 えっ?


 なんで先生は、俺がピアノを好きだということを知ってるんだ?



 まあいいや。



 音楽室から戻ると、先生はパソコンの画面に見入っていた。



 大学のホームページの発表のラインにマウスのカーソルが移動した。



「よし、開くぞ」



 画面に、番号の列が並ぶ。



 俺の番号は・・・?



 なんだ、あるじゃん。普通にあるし。



 先生も気付いたようだ。



「やったーーーーーーーーーーーーーーー!」



 俺の声じゃない。まるで先生が受験生みたいだ。こんなに喜んでくれるなんて。



 お世話になった先生がたに挨拶をして回ることになった。



 進路指導室から出た瞬間、先生はすごい勢いで、


「○○(俺の名前)合格しました!!!」



速いし




 家に帰ったら、どっと疲れが出てきて、ものすごい睡魔に襲われた。



 とにもかくにも、一応、俺は今年の4月から地元の国立大学に通うことになる。



 この先の未来がどうなるかなんてわからない。



 でも今は・・・とりあえずおやすみ。