英検1級・留学・TOEIC900点・転職を目指して・・・どん底の人生から這い上がりたかった過去の自分 -130ページ目

20**年10月7日


 昨日、所長から、パーツクリーナー(汚れを洗浄するシンナーくさいスプレー)を耳(の穴)に吹きかけられた。



 1週間ぐらい前から、あかぎれが手にたくさんできている。

 ムカつく。



 今日、ジジイから

「邪魔」

 って言われた。



 やつはいつも、オレが近くにいるときにそう言う。








20**年10月**日


 あるピアニストのリサイタルに行ってきた。



 その人のことを前にテレビで見たことがあって、すごいと思ってて、たまたま地元に来ることを知ったので、行ってきた。



 会場にいるのは皆、金持ちそうなヤツらばかり。



 隣に座っている人の話を横耳で聴いてみると、そいつは医者。そのとなりも医者。



 ガソリンスタンドに勤務しているのは、出席者のなかで、俺だけだろう。



 演奏が終わったあと、サイン会があった。



だがサインをもらえるのは、会場内でCDを購入した人だけ。



 財布のなかを見たら、金が足りない。



 俺は家に帰るために駅へ向かった。



 その途中で、ホームレスの姿を見た。



 その人はベンチに横になって、*んだように眠っていた。



 この世は、間違っていることだらけだ。



 金持ちによる、金持ちのための会合が開かれる一方で、こうしてただ生きているだけの、生きることで精一杯の人間がいるのだ。



 もっとも、俺もそのうちの一人かもしれない。



20**年10月14日


 今朝、恐ろしい夢を見た。



 ジェット噴射の水流で、体を切り刻まれる夢だった。



 4日後には英検がある。



 結局のところ、半年以上の期間にわたって準1級のための勉強をしてきたことになるが、合格する自信は微塵もない。



 俺は、なんのために生きているのだろう?