皆さん、ポケモンのゲームをしながら、一度はこんな疑問を抱いたことはありませんか?
「羽もないドードリオが、どうして『そらをとぶ』を覚えるんだろう?」
この突拍子もない疑問に対し、韓国の名門・ヨンセ(Yonsei)大学の生物学教授である**「ウン(Eung)博士」**が、非常に明快で科学的な分析を披露してくださいました。30歳を過ぎた息子さんの素朴な疑問から始まったというこの興味深い研究、さっそく見ていきましょう!

 

<30歳を過ぎた息子のポケモンの質問に困惑する表情(笑>

 

1. ダチョウから得たヒント:離陸の鍵は「足」にある!

博士はまず、地球上で最も速い鳥である「ダチョウ」を例に挙げます。実は、鳥が空へ舞い上がる離陸の瞬間には膨大なエネルギーが必要ですが、その際、ほとんどの鳥は羽よりも先に**「強力な足の力」**を使って地面を蹴り上げます。
ドードリオは羽こそありませんが、時速60km以上で走れる強靭な足を持っています。つまり、ドードリオは一般的な飛行ではなく、**「極限まで進化した跳躍」**によって空へ撃ち出されている(!)と言えるのです。

 

ところで、ダチョウは飛行能力を失ったのでしょうか?それとも最初から飛べなかったのでしょうか?
ダチョウの初期跳躍のための脚力はまさに最強と言えますが、翼で**「揚力(ようりょく)」を作り出すことはできません。しかし最近の研究では、ダチョウはおそらく「飛ぶことができた祖先」**から分岐したものと推定されています。
つまり、飛行能力が未完成だったわけではなく、進化の過程で飛行能力が徐々に**「選択圧(せんたくあつ)」**から外れていったということですね。飛行というのも、数ある生存戦略の一つに過ぎないのですから!

 

2. 3つの心臓と肺:爆発的な酸素供給システム

ドードリオの設定にある「心臓と肺が3つずつある」という点に注目です。生物学的に鳥類の肺は、気嚢(きのう)のおかげで酸素効率が非常に高いのですが、ドードリオはこのシステムが3倍も強力なのです。
地面を蹴る一瞬、3つの心臓が血液を送り出し、3つの肺が酸素を爆発的に供給します。そのおかげで、息が切れる前に筋肉で凄まじいエネルギーを作り出し、体を宙に浮かせることができるのです。

 

鳥類の肺は、私たち人間(哺乳類)とは全く異なる構造をしています。人間の呼吸は、空気が同じ道を行き来する「往復型」ですが、鳥類には**「気嚢(きのう)」という空気の袋があり、肺の中を空気が常に「一方向」**に流れるようになっています。
この「一方向の流れ」のおかげで、鳥類は息を吸う時も吐く時も、常に新鮮な酸素を効率よく取り込むことができます。激しい羽ばたきや、酸素の薄い上空でも活動できるのはこのためです。
博士は、**「ドードリオに3つの心臓と肺があるという設定は、この効率的な呼吸システムが極限まで発達し、爆発的な跳躍エネルギーを生み出すための根拠として解釈できる」**と分析されています。

 

3. 3つの頭:飛行を制御するハイテクコントローラー

羽がないのに、空中での方向転換はどうしているのでしょうか?博士は、3つの頭がそれぞれ「飛行制御装置」の役割を果たしていると分析します。

  • 左の頭: 体のバランスと水平を保つ「姿勢制御」担当。
  • 右の頭: 風向きを読み、目的地を計算する「ナビゲーション」担当。
  • 真ん中の頭: 障害物を避け、安全な着地地点を探す「安全コントローラー」担当。

この3つの頭が同時に情報を処理するため、ドードリオは羽がなくても、体全体を一つの羽のように使って精巧に滑空できるのです。

 

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この動画が投稿されて以来、博士はコンスタントにポケモンの動画をアップされていますが、なんと他の一般的な生物学のテーマよりも再生回数が10倍以上も多いんです(笑)。
子供の頃にポケモンと一緒に育った大人たちが、今の博士の解説をとても楽しんでいます。韓国の地方から発信されている、この熱い「ポケモン研究」にぜひ注目してください!
+YouTubeチャンネルに日本語字幕を付けてもらえるよう、私からもリクエストしてみる予定です!