海の日かと思えば、、、
先週の3連休がそうだったようで(休みばかり増えて何が何かよくわからんようになってるのは私だけか?)
海の日=7/20
と、刷り込まれている世代としてはどーにもピンと来ない。
刷り込まれるほど印象に残ってるということは、、、
海の日が制定された時はまだまだピチピチの20代半ば。
何気にそんな響きとホリデイを謳歌していたのかも知れない。笑
新たに祝日が出来るってのが当時は珍しかったってのも大きいか。
山の日なんて、未だにピンと来ないですもんね。
えと、8月の何日だったっけ?ってレベル。
これもピチピチの頃に経験していたら、また違ったのかも?
さて
そんな既に終わっていた海の日
タイトルでバレバレですが、ベタにこの曲を改めて。
山下達郎 | Sparkle
達郎ウィークまだ続きます。笑
1982年リリースなこのアルバムに収録
山下達郎 | For You (1982)
![]() |
フォー・ユー
Amazon |
私の世代では当時マストアルバムでした。
紙吹雪な鈴木英人のイラストも込みでね。
*当時「FMステーション」なんて言うFMの情報誌があって、その表紙が鈴木英人氏。
さらに毎号カセットレーベルの付録が付いていて、鈴木英人の回なんてそれをお気に入りのテープに使うものだから周りの友人達とカブりまくるといった、今では考えられない現象を覚えている方には分かって貰えるハズ。
せっせと一文字づつ貼り付けたレタリングシートも含めてね。笑
達郎と日本のPOPアートの関連もいろいろありまして。。。
この "For You" に関しては、最初、永井博に頼むつもりだったらしい。
でも、先に大瀧詠一のロンバケに使われちゃったので、仕方なく他を探していたところ
見つけたのが鈴木英人で、直接頼みに行ったとか
デビューからのザックリな流れとしては、、、
デビューアルバムからライブアルバム挟んで4枚目まで("Circus Town" "Spacy" "It's a Poppin' Time" "Go Ahead")ってのはペーター佐藤。
その後ペーター佐藤がNYへ渡米した為、ずっと写真を撮ってたカメラマンの小暮徹のコンセプトで作られたのが、続く "Moonglow" とか "Ride on Time" とか。
デザイナーはYMOのアートディレクションやチェッカーズカットのプロデュース等で有名な、奥村靫正。
そして鈴木英人 "For You"
で、 "Molodies" で高原宏デザインとなるのだが、、、
プロモーション用のポスターやシングル "高気圧ガール" "スプリンクラー" なんてのは鈴木英人のままだった。
達郎はイメージが固着するのを嫌い変えたかったけれど、レコード会社的には "For You" キッカケで一般的にも大ブレイクした鈴木英人のアイキャッチが欲しかったってところでしょうか。
そして、"Pocket Music" でクレイアートの林恭三。
ちなみに、"クリスマスイブ" や、シュガーベイブの "Songs" のジャケットをデザインした金子辰也は、達郎の10代からの友人だそうな。
他、興味がある人はググってください。
このイントロのギターカッティングのインパクトは大きくて、当時は番組のオープニング等、いろいろな場面で使われまくってました。
また、当時のギタリストならこのカッティングはマストでもあった。
特にハードロック畑の人は出来ない人も多くて、必死のパッチで早弾きしてドヤ顔してる人たちに唯一ドヤ顔出来るネタでもあり。
私もハードロック畑でしたからね、オラオラなメタル連中だらけのライブ前のリハで対バンの連中の前で演るとウケました。笑
今や達郎のトレードマークになっているあの茶色のテレキャスター。
訊いた話では、あのギターと出逢い、あのギターに弾かされて生まれたのがこの曲だとか。
きっと、△7を上から下までジャリーーン!っと掻き鳴らすのが気持ち良いギターなんでしょう。^^
以下、あくまでギターで採ったギター目線でのお話です。鍵盤目線ではまた解釈が異なると思いますので予めご了承ください。
______________________________________________________________________________________
[Intro]
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
[A]
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
[B]
| F#9/Bb | Eb7dim | E9/Ab | AmM7(13) Am6 |
| E/F# | Bb7-5 | F#m9 | A/B A9/B |
[A]
[B]
[Interlude]
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
[A] x 2 (Solo)
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
| AM7 | AM7 | E9/Ab | E9/Ab |
[B]
[Interlude] x 1/2
[A] x Repeat to F.O.
AM7= 5x7654
E9/Ab(=Abm7b13)= 4x4454 or E/Ab(=E3度ベース)= 4x245x
F#9/Bb(=Bbm7b13)= 6x667x or F#/Bb(=F#3度ベース)= 6x467x
Eb7dim= x67575
AmM7(13)(=Am6+M7)= 5x4554, 576575
Am6*= 5x457x
E/F#= x9x997, 2x2100
Bbm7-5= 6x665x, x1212x
F#m9= x9799x, 242224
A/B= 7x7655, x2x220
A9/B= 7xx657
______________________________________________________________________________________
「当時コピーしたわ」ってギタリストもこうしてコード譜として見る機会はあまり無かったかも知れない。
TAB譜を追いかけた経験しか無い人は特に。
でも、こうしてコードとして捉えることで、また印象も違うでしょ?
コードとして捉えると様々な可能性が広がる。
言い換えると、より自由になれる。
結果、新たなアイデアも生まれる。
例えば、メインリフな「AM7→E9/Ab」って部分。
親指を用いて「AM7=5x7654」「E9/Ab=4x4454」ってのがオリジナルヴォイシング。
それにそれぞれ共通したアクセントとして、E→Eb(2弦5F→4F)という動きが入る。
つまり、AM7から見たらb5、E9/AbからはAbm7って動きが入る。
しかし、親指でがっしり6弦を押さえつつ、5弦をミュートするってことが必須で、私のように小さなお手ての人には物理的に難しい。
手の大きな黒人さん、つまりブラックミュージックの世界では当たり前に使われるパターンですので、出来る人は他にも多々応用出来ますからマスターしときましょう。
これがTAB譜だと指板上の場所でしか覚えないから、それ以外の選択肢を失う。
それでダメだと諦めて挫折した人も少なく無いと思う。
ですので、私は手が小さいゆえに、他の選択肢を模索するようになるんデス。
例えば、親指の代わりに5弦の解放のA音を利用して「x07654」とするAM7
ただ、解放弦を使うと音を切るのが難しくなるのでカッティングには不向き。
じゃ「5x665x」とするAM7
タイトに音を切るには良いが、1弦からのあのキラキラした独特の響きとアクセントとしてのE→Ebの動きは捨てることになる。
間を取って「x06654」4Fの4-3-2-1弦を人差し指バレーするとアクセントも可能となり、さらにそこから小指を開け5弦を人差し指の頭でミュートると「xx6454」となり、構成音的には次のコードE9/Abに近い「E/Ab」となる。
ルートのC#を鳴らさない、C#m→C#m7みたいなもんデス。笑
とか。
散々あーだこーだといろいろ試しまくった結果、1周回ってシンプルにルートを鳴らさず4弦から下(音的には上)、4-3-2-1弦だけでカッティングという安直案に落ち着いたり。笑
開き直って、全く別のアレンジとしてAM7「5x665x」→E/Ab「4x245x」にしたり。^^
あと、構成音から勝手にコードネームを付けてますが、その解釈次第でコードネームなんて変わります。見る角度が変わることで、見えてくるものも当然変わる。
頭を柔らかくすればするほどアプローチが増え、プレイの幅が広がる。
例えば、「E9/Ab」
コレを普通に「E/Ab」と解釈することで、つまり「Eの3度ベース」=ベタに「E」と解釈することも出来る。
また、ルートのAb目線で見ると「Abm7に#5を加えたマイナーのaug」と見えて来たり、、、
て、あれ?マイナーのオーギュメントて?... とか。
Bメロ「AmM7(13)→Am6」の動きも、AmM7(13)って「A6(9)」にM7の音(G#/Ab)を足しただけやんとか、結局そのM7の音から13th(6th)へのトップの音の動きなんやな、、、とか。
解釈違いで別のコードネームになる。
まぁ、他、いろいろ試して演ってみてください。
ただ、ヴォイシングを変えるならば、オリジナルに近づけようとしてもダメです。
オリジナルは「あのヴォイシング」で上から下までジャリーーン!とガッツリ鳴らし切るのが醍醐味なんですから、アレ以上もアレ以下も無く、アレしか無い。
違うアプローチを探りつつ新たなアレンジを施すつもりで。^^
あ、そうそう。
このカッティングの入りは裏からなので上手くいかない人はアップからやってみるとハマるかもしれませんね。
【Bメロ】
私が思うにこの曲はBメロがミソ。
素晴らしいセンスです。
「F#9/Bb」はメインリフの「E9/Ab」が1音上がっただけだから分かりますよね。
でも、これも私は普通に「F#/Bb(8x687x)」や「E/Ab(4x245x)」ってが元だと思う。
つまり、F#トライアドとEトライアド、それぞれの3度の音がベース(6弦)に来たアレね。
↑でも書きましたが「AmM7(13)」→「Am6*」って流れは、、、
Am6(5x455x)にAb(1弦4F)の音を足したものが「AmM7(13)」(人差し指で4Fバレーすれば楽)
そのトップの音の動きで次がF#(2弦7F)ってことで「Am6*(5x457x)」
イメージ的には、6弦ルートの69フォームから小指を伸ばして13thって感じです。
______________________________________________________________________________________
ライブヴァージョン
山下達郎 | Sparkle (Live 1985)
(敬称略)

