
度々帰ってはいるものの、仕事の都合で生まれて初めて大阪を離れ、早2回目の夏が訪れた。
社会に出てから出張族で、レコーディングで一定期間滞在したり、週の半分以上日本全国アチコチでホテル暮らしをしたりしてた頃はありましたが、転勤や学生時代等に他の土地で住んだりした事も無かったので、本当に初めてである。
離れて初めて分かる良い部分、悪い部分っていうのも感じる気がする。
特にコミュニケーションに関しては随分違う。
私の中に根付く笑いの文化がそうさせるのか、カナリ寂しい思いをする事も多い。
ニュアンスの違いというのか、一つの言葉や言い回し、表現にもその捉え方が随分違うようだ。
それが影響するのか、商売に関してもカナリのズレを感じる。
やっぱり独特の文化なんですかネ。。。
様々な文化が融合する首都東京ならともかく、大阪人は大阪でしか生きて行けないのか?
なんて思う今日この頃。(笑)
先日、誰のブログだったかで「大阪弁が羨ましい時がある」という記事を拝見しました。
東京で生まれ育った彼曰く、独特の柔らかさと笑いを含んだ音階のニュアンスが羨ましく、真似したくても出来ないとの事。
そのブログにはその例として以下のくだりが紹介されてました。
ある日、彼がホテルの朝食で和食が食べたかったのにアメリカンブレックファーストしか無かった。
何故日本のホテルで和食が無いのか?
ダメ元で「コレ以外は無いですよネ?」と聞くも、丁寧に謝られるだけ。
毎朝奥さんにわざわざ魚を焼いてもらう程の和食党の彼は、納得出来ずにしつこく心の中で何故無いのか?と思いながら渋々食べる。
そんな中、40歳位の関西人が隣のテーブルに座るやいなや、、、
「なんや朝食メニュー、アメリカン何チャラしか無いんかぃ」と放つ。
彼は思わず「正解!」
その勢いとタイミング、そのニュアンスで言いたかったらしい。
当然アメリカンまで言えてるんだから、ブレックファーストまで言えなかった訳では無い。
「何気取っとんねん」や「肝心な和食が無いって君...」「己、日本人やろ」等の意味が含まれつつ、ガッカリ感までも主張している。
ブレックファーストなんて気取る前に日本人やったら和食作れと。
しかも、自分がダメ元で聞いた言い方だと疑問を内包してしまってるが、大阪弁なら外に言い放っているのでストレスフリー。
「アメリカン何とかしか無いのかよー」じゃ角が立つ。
等と事細かく分析しながら、こういう時に羨ましく感じる完璧な表現とまとめている。
生まれながらの大阪人としては、普段意識している訳では無いので興味深い分析ですが、彼のように好意的に感じてくれる人も居る反面、このような表現を嫌う人も居る事も事実。
難しいですネ~。。。
そーいえば、って、もう10年以上経つか。。。
私が関わる広告業界でも、大阪地下鉄に「チカンあかん!」ってそのままズバリな痴漢撲滅ポスターがあったんですが、リズムの良い語呂と共にインパクトがあった。
街に溢れるそんな広告や看板もローカルというか、地元の者しか刺さらんというか、独自ですネw
元祖「チカンあかん!」ポスターの画像が無いものか?と探すも、流石にケータイにカメラも付いて無かった頃なんでネット上にも見当たら無いですネ。。。
シリーズ化しているんですが、最近のは↓奇麗にまとまってはいるもののインパクトに欠ける。

代わりにこんなの出てきました。

そう、このリズムである。
しかも、大阪人にしか刺さらん。(笑)
(大阪人以外にも漫才等を通して広がってると思いますが、軽く解説すると、「ごめん」と謝られても気に入らない時、このフレーズを使う。子供の頃、よくオカンにこんな理不尽な叱られ方をされた方も多いハズw)
問題の多い大阪府警、今はそっくりそのままこの言葉を返されそうですけどネンw
と、また前置きが長くなりましたが、、、(前置きやったんかぃw)
さてw
大阪にはその言葉と同じく、独特の音楽文化も育っていると感じます。
その文化の中で育ったんで、それが当たり前だと思ってましたが他の土地へ行くとやっぱり違う。
民謡等はもちろん、アメリカも、メンフィスやテキサス、デルタ、ニューオリンズ、等々、その土地土地で全然違いますもんネ。
TVやラジオに加えこの数年のネットの普及等、様々な全国区なモノの影響で薄くなりつつあるものの、まだそれが残るのは面白いもんデス。
しかも、大阪のミュージシャンは他所へ行きたがらない。(笑)
大阪のお客さんも独特。
良いものは大絶賛、悪いものは大ブーイング。
非常に正直で、ある意味日本的では無いかも知れません。
また、とことん楽しむというか、¥払ったからには元以上は取ったろ精神が強いんで盛り上がりますw
国内外問わず「大阪のオーディエンスは熱い」なんてのを聞いた事があるかもしれませんが、その為デス。(笑)
逆に言うと、¥払ってもろて満足させられへんかったら、とんでも無い目に遭います。
なんて、前置きが長くなり過ぎたんでアレですが、、、w
次回はそんな大阪人を満足させ続けるアーティスト達をご紹介したいと思います。
と言っても、ホンマどんだけおるねんってくらい居てるし、音源もYouTube等に無かったりするんで偏った一部だけしか紹介出来ないと思いますけどネ~。。。
出来る事なら、是非ナマで味わってください。^^