インドの悲惨な状況が報道されている一方で、
アメリカやイギリスはロックダウンとワクチン接種により
経済の再開が始まっている。
そこで、各国の免疫獲得率(5/6時点)を計算してみた。
(※免疫獲得率=[ワクチン接種人数+感染者数-死者数]÷人口)
なお、ワクチン接種人数については「Our World in Data」、
感染者数、及び、死者数については「JHONS HOPKINS Univ.」、
各国の人口については「GLOBAL NOTE」
のデータを参考に算出した。
上図を見ての通り、
イスラエルは集団免疫が獲得出来たとされる60%を大きく上回っている。
また、イギリスとアメリカは50%を超え60%に到達するのは時間の問題である。
しかし、インドはあれほどの感染者数が出ているにも関わらず、
人口が13億以上と多いため10%と低く、悲惨な状況はまだまだ続くと予想される。
そして、肝心の日本はたったの2.4%であり、イギリスやアメリカには遠く及ばない。
今日現在、日本の一日当たりのワクチン接種回数は30万回であり、
このペースのままだと年内に60%を超えるのは不可能であり、
夏以降も緊急事態宣言は間違いなく続くと思う。