肛門科で手術を受ける時⑲痔瘻2検査と切開

採血のあと、検査室前の待合室で血圧を測る。135の82…まぁ、ちょい緊張気味だし高めはしゃーないか(~_~;)

Ns『さん、中へどうぞ』

超音波検査ねぇ、お腹はやったことあるけどお尻は初めてだなぁ。あ、検査の先生、さっきより若いな。ふむ。

医師2（以下）『小指くらいの太さのセンサーを入れます。力を抜いて…はい、では始めます』

う、さっきほどは辛くないかな。ゼリーがちょっと冷たいけど。

ジー…ジー…ジー…ジー…

ま、まだかな

『あと30秒くらいです』

…聞こえた？まさか(^^;)

『終わりです。確かに膿が溜まっていますね。原因は肛門の奥にある肛門陰窩（こうもんいんか）という窪みに、ばい菌が入ってしまったことによる感染です。

これから処置室で局所麻酔で膿を出しますので、明日か明後日来院して下さい』

『…はい（有無を言わせない感じが病院だよなぁ）』

Ns『今日は車に乗ってきてはいませんか？』

『あ、電車です』

Ns『歯医者さんで麻酔を受けたことはあるんですね。特に問題はなかったですか？』

『はい』

Ns『処置のあと20〜30分休んで、問題無ければご帰宅できます。次にキズを見せてもらうまで、お風呂シャワーはやめていただきますね。お酒も禁止です』

『…あ、あの…』

Ns『はい？』

『痛い、でしょうか』

Ns『……』

なんだこの間

Ns『膿んでいるところは麻酔が効きにくいことがあるので、痛いかもしれません。あ、でも、膿を出したら痛みが無くなりますから』

『はぁ…（やっぱり痛いのか）』

しぶしぶ処置室の前に移動。

Ns『さん、お入りください』

医師3（以下）『処置を担当しますです』

おや？今日1番若い、しかも女医∑(ﾟДﾟ)

『あぁ、ここですね。それでは局所麻酔を打ちます。痛いですよ』

チクッグウゥゥッ

『いいいてえぇぇっ』

『はいもう少しですよ』

グウゥゥゥーッ…あ、痛くなくなってきた

『はい麻酔は終了です。これから切開に入ります』

ザクッ

うぁ…お、あ、あんまり痛くない(￣◇￣;)

ザクって感触はあるけど、あんまり…あ、あ、

『ぎゃ、先生、い、痛いです』

『キズを開いて、膿を絞ってますのでここは仕方ないんです。もう少しですよ…はい、あとは傷に小さなガーゼを入れて終わりです』

ズキン

Ns『終わりましたよさん。お疲れさまでした。起きられますか？』

『は、はー、はい、起きられます』

Ns『痛みはどうですか？』

あ、お、お？

やった

『痛くないです』

やったーとりあえず終わった(^_^;)

先のことはまぁ置いておいて。今日痛みがとれて帰れるのは重要だよな、うん