病院医師(以下Dr)『内痔核、です』
かおないじかく…(あれ?いぼ痔じゃないの?)



診察自体は拍子抜けするほど早かった(--;)

診察室の真ん中がカーテンで仕切られていて、その向こうに案内される。
服を脱ぐのかと思ったら靴を脱いだだけでベッドに横になり、スカートが上がったと思ったらバスタオルをかけられ。
医師が入ってきたら、挨拶もそこそこに下着をつるっと下げされ指で周り、ついで中を確認されて。

Ns『はい押されますよー力抜いてー』

その声にあわせてぐぐぐっと硬い器具で押し広げられる感覚があったと思ったら、

Ns『目の前のモニターに中が映りますので、見てても良いですし目をつぶっててもいいですよー照れ

んん⁉
濃いピンクがなんかうにゃうにゃ(-ω- ?)
空気のしゅっしゅっという音がしたらうにゃうにゃが画面から離れて薄いピンクのほら穴みたいな中に、あ、やだ、ちょっとコロコロ便が…( ̄▽ ̄;)

Dr『便硬いですねー』
かおす、すみません⤵

Dr『いいえニコニコ便が見えるとアドバイスしやすいのでいいんですよー。あと、便に血液は付いてないですね。ここが直腸、そしてこの辺りがいぼ痔のできる場所です』
かおいぼ痔…

Dr『まぁ、いぼ痔は誰にでもあるんですが、そこそこ大きいですね。軽くいきんで、器具を押し出すように…そうそう、ほら、いぼ痔が肛門の外へはさまってきますよね』
かおあ、ホントだ…(゜д゜)

Dr『はい、これで診察終わりです』
かおえ?もう?
Ns『ベッド下げますから、まだ降りないで…はい、いいですよ。身支度ができたら向こうに出て下さいね』

カーテンの向こうへ消える二人…は、早い。ものの2、3分くらい。

で、内痔核?いぼ痔じゃなくて?

Dr『内痔核は、肛門の中のいぼ痔です。肛門の外にできるいぼ痔を外痔核といいます』
かおへぇ~、そうなんですか。

Dr『内痔核は、もともと肛門の奥にある静脈の集まった部分に、血液がたまることで膨らんだ状態を指します。排便で肛門が開いたときにこの内痔核が肛門の外へずり落ちてきてはさまってしまい、手で押し戻さないといけないくらいになると、自分でもその存在が分かるようになります』
かおはぁ、確かにさっき、はさまってしまった状態が見えました。

Dr『そうですね、あのように、手で戻さないと戻らなくなったというくらい育ったものは、内痔核の第Ⅲ度、と言われる状態です』
かおえっ第Ⅲ度(゜д゜)?
私、2、3ヶ月前に気づいたばかりなのに、Ⅰ度とかⅡ度をすっ飛ばしてⅢ度なんですか?

Dr『はい、出てきて手で戻さないと戻らなくなった、というのが第Ⅲ度です。ちなみに、自分では全くいぼ痔を感じていない状態をⅠ度、なんとなく挟まる感じはあるけど手で押さなくても自然に戻ってしまうのがⅡ度です。逆に出っぱなしとか、入れてもしばらくすると落ちてはみ出してくるのがⅣ度』
かお…Ⅳ度以上は?
Dr『ありません』

…えー(;゜0゜)

かおじゃ、じゃあ、気付いた時にはもうⅢ度、ってことなんですか?
Dr『実はそういうことが多いです。理屈ではⅡ度でもう気付いてるはずなんですが、現実病院に行こうと思うようになるのは大抵手で戻さないといけなくなったくらいなので…』
かおそ、そうなんですねショボーン(ぎく。そう言えば確かに、ちょっと変な感じってのは結構前からあったかもタラー)

Dr『で、治療ですが、Ⅲ度以上は基本的には手術をしないとおそらく症状は無くなりません』
かお…は?
  ………
Dr『薬だけでは、いぼ痔が出っぱって手で戻さないといけないという症状はとれないと考えられています』
かおえ、え、えーっっ!


という訳で、びっくりしたまま次回へ続く( ̄▽ ̄;)