実は、排便しやすい体勢がある目

肛門の角度と直腸の角度って、普段は実は90°近く曲がってます。
まっすぐだと、直腸にきた便がそのまま肛門にダイレクトにぶつかっちゃうので、ちょっと腸が動いただけでぐぐっと圧力が肛門にかかって開いて便が漏れちゃう叫び

だから、筋肉で引っ張り曲がって支えられてる。

といって、ヘアピンカーブみたいに曲がりすぎてると、いきむ力がうまく肛門に伝えられなくて、排便が出来ない訳で( ̄▽ ̄;)

横から見ると、肛門の上の3センチ前後は、やや『前倒し』
そこから、くっと後ろへほぼ直角に曲がり、さらに上に向かってる形です。

ということはひらめき電球

排便の時、直腸~肛門の角度ができるだけ上から下にまっすぐになるような姿勢をとると、重力も手伝って便は下へ向かいやすくなる音譜

さて、そのために。
まずは、トイレに座ってみて。

んで、若い人なら、カカトを上げましょう!!
膝が、心持ち座面より高くなるくらいがいいです。

子供やお年寄りなら、足の下に台を置いてみてニコニコ
膝が上にあがると、肛門のすぐ上の前倒しの部分が立ち上がってまっすぐになり、重力がかかりやすくなります♪ヽ(*´∀`)ノ

膝が決まったら、その膝に、肘を付くように上半身を前屈みに。
そう、『考える人』の両腕バージョンですかね(^^)

上半身を前屈みにすると、後ろに倒れ気味の直腸が立ち上がる。

これで、直腸と肛門の直角だった角度がほぼ無くなって、まっすぐ下に向かう、『重力の力を借りやすい形』の出来上がりです。

この姿勢、つまり、和式トイレにしゃがんだ形に似てるの、わかります?
和式トイレ、形態学的な排便のしやすさという点では素晴らしいものだったのですね合格

しかも腹圧もかかりやすく、かつ脚がしびれるから長く座ってられなくて、肛門科的には理想かも(笑)(笑)(笑)

あ、足下に台を置いた場合、乗り降りするときは充分気を付けて下さいね( ̄▽ ̄;)
怪我しちゃ元も子もありませんよ汗

※あと、直腸肛門の形によって、女性ではたまに膝は上げて上体は反らす方が出やすいって方もいらっしゃる、らしい。



回数、食べ物、硬さ、直腸肛門の形と重力。
改善できることはありますか?
考えてみて下さいねグッド!

では、『ためしてガッテン』便秘の回終わりクラッカー