さて。

一般に、手術とは。

『疾患もしくは創傷を制御する目的で行われる、用手的な侵襲を伴う治療』

と位置付けられます。


中には、手術そのものが必ずしも直接疾患の改善に結びつかないものも含まれます。


分類的には


①切除手術

虫垂炎の虫垂切除術、ガンの手術などに代表される。


②機能・形態の回復改善のための手術

骨折や関節の手術、鼠径ヘルニア形成、狭心症での血管形成、白内障手術など。


③移植術

最近はホントにいろんな臓器の移植術が行われ、患者さんの救いになってます。

④検査のための手術

非侵襲的検査…CTとか内視鏡とか、身体に傷をつけずにできる検査では診断がつかない時に、患部の観察を主な目的としてお腹や胸を開いてみるような手術。
手術というか検査というかは難しいところかも。

昔から、進行ガンなどでお腹は開けたけど何もできずにお腹を閉じたというような場合を『試験開腹術』と言ったりもしました。


肛門科の手術は、たまに、検査手術のこともありますけど。

ほとんどが、切除術or/&形態機能改善術となりますニコニコ