便は、水と吸収できなかったもの(主に食物繊維)でできている、とくに便の固さは便の水分量で決まる、という話までいきましたので。

次は具体的に「食物繊維でも、何をどう摂ればいいのか?」です。


まず、食物繊維の具体的な摂取目標量は「一日20~25グラム」です。ところがこれは、これは、レタスにしておよそ5個分にあたる。つまり、生野菜で摂ろうと思うと、一日レタス5個食べなきゃいかん・・・そんなのムリ!とだれでも思いますよね。「わしゃぁ、ウサギやないけんのう。生野菜はよー食わんのじゃビックリマーク」とだれかが言ってましたが、その通り。


では、食物繊維は本当に野菜に多いのでしょうか?というわけで、100グラムに含まれる食物繊維の多い食べものトップ10の発表です!ジャーンドロドロドロ・・・・


1位 キクラゲ黒(72.4g)

2位 干しヒジキ(54.9g)

3位 干しシイタケ(43.4g)

4位 カンピョウ(乾燥)(25.8g)

5位 インゲン豆(19.8g)

6位 切り干し大根(乾燥)(17.9g)

7位 きな粉(17.1g)

8位 小豆(乾燥)(16.0g)

9位 大豆(乾燥)(15.0g)

10位 干し柿(10.8g)


いかがですか?確かに、いかにも吸収できなさそうでしょ?ヒジキやカンピョウなんて、そのまんま出てきますもんね。野菜類、ほとんど入っておりませんが、これは当然で、レタスなんかその重さの大半は水分ですから。で、この表を見て「じゃぁ、干しきくらげを30グラム摂れば目標繊維量達成ニコニコ簡単じゃーん音譜」と思ったアナタも甘いです。干しきくらげでは30グラムでも、戻せばすっごい量になりますからねガーン「増えるわかめちゃん」とかご存知ならお分かりになるでしょう?あれ、たしか一袋でン10グラムしかありませんが、一袋いっぺんに食べるなんてできるはずはない。だからこれはあくまで数字のマジックなんです。