以前、戸建の内覧会をさせて頂いた方から、メールが来ました。その内容は、「キッチンカウンターの下に置こうと思って、棚を買ってきました。床からカウンター下までの寸法にぴったりの高さの棚がありました。家に帰って、早速、置いてみました。ところが、カウンターの左側に寄せると入るのですが、右側に寄せると入りません。それで、床から、カウンターまでの高さを測ったら、右側の方が1㎝低くなっているのです。本来は、右側に置きたいのですが…」、というものでした。

これは困りますね。カウンターについての水平度の定義はありません。ご参考までに、床の水平度の許容値は、3/1000以下です。つまり、1000㎜(1m)行って、3㎜以内の上下であれば問題ありません。全く水平が理想ですが、人間が作るもの、そうはいきません。このカウンターの長さは約3m、3000㎜ですから、3/1000以下とすると、9㎜の誤差は良いので、約、1㎝程度であれば、床の水平度としては問題がないことになります。
でも、これは、床ではなく、カウンターです。このように下に棚をおくこともあるわけです。出来れば高さぴったりの棚を置きたくなるので、左側には置けるけど、右側には置けない、これではイヤですね。内覧会では、キッチンカウンターがしっかりと固定されているか、また、床から左右のカウンターまでの寸法を確認してみましょう。床からの左右の高さが1㎝以上異なる場合には、売主に指摘すべきです。