95年の阪神大震災の際に免震構造の強さが実証され、その後、病院や役所、消防署、警察署、マンション等に免震構造の採用が急激に広がりました。そんな折、東洋ゴム工業による免震ゴムの偽装問題が明るみに出ました。基準を満たさない免震ゴムは、30都道府県で、154棟に使われていることが判明しました。性能を満たしていない免震ゴムは全て交換される予定となっています。それでは、この免震ゴムはどのように交換されるのでしょうか?左の図を参照して下さい。免震ゴムを交換する場合;
➊油圧ジャッキで建物を持ち上げる
❷バンドを免震ゴムに巻き、人力で引っ張る
❸新しい免震ゴムをバンドを巻いて引っ張り入れる
❹調整、となります。交換には慎重な作業が必要になるので、1日あたり数個しか交換できません。不良品が使われている154棟の全ての免震ゴムを交換するには製造から2年ほどかかるそうです。