写真はリビングの壁にある給気口です。シックハウスの問題が出て、平成12年、建築基準法に、住宅の各居室に24時間換気の給気口の設置が義務付けられました。居室とは、人間が定常的に居るリビング、寝室などで、トイレや廊下は居室ではありません。居室に取り付けられる給気口の面積は、2時間で1回空気を入れ替えるという考えで決まります。従い、部屋の大きさによって、給気口の大きさや数も変わります。24時間換気のスイッチをオンにすると、浴室天井内に設けられた換気ファンが回り始めます。そうすると、洗面所の天井に設けられた排気口から、空気が排出されます。その排出に応じて、給気口から外気が入ってくるわけです。

写真は、その給気口に取り付けられているレジスターカバーの動きを確認しているところです。室内に入ってくる空気の量を調節する部分をレジスターと呼びます。いくつかのタイプがありますが、写真のレジスターは、カバーを押して開けるタイプで、1回押すと少し開いて、2回押すともっと開いて、3回押すと最大に開き、風量を調節します。ですので、このカバーは、押したらスムーズに3段階で開いていかねばなりません。ここのカバーの動きをチェックしたところ動きが良くありませんでした。こういう場合は、不具合として指摘となります。内覧会に行きましたら、細かい点ですが、こういう点もチェックして下さい。それから、レジスター内部にはフィルターがありますが、このフィルターもスムーズに取り出して清掃できるかも確認して下さい。
24時間換気は電気でファンを回して空気の流れを作っています。このように機械を使って換気するのを機械換気、窓を開けて換気するのを自然換気と呼びます。機械換気は、ファンを回すので僅かですが電気を消費します。(0912)