procedbutics1986のブログ -3ページ目

procedbutics1986のブログ

ブログの説明を入力します。

カリフォルニア大学のブルース・エイムス教授が、物質が最近に癌を起こすかどうか見る簡単な方法(エイムス・テスト)を編み出す。まず合成農薬を試した所、発がん性物質が続々と見つかった。ネズミでも、大量投与した合成農薬のほぼ半数が発がん性と判明。それに浮足立ったEPA(米国環境保護庁)が、厳しい残留農薬基準を作る。70歳まで生きた100万人のうち、癌死が(計算上)1名だけ増える量だった。すかさず農業省は食品7328品目を調べ、EPA基準オーバーの食品が1.5%あったと警告。「違反」がひどいのはりんごとセロリ、モモだった。こうした報告に怯えた人たちが「自然食品」に走ったのだ。だがやがてエイムス先生は、食品の天然成分にも発がん性があると確かめ、「野菜・果物はほぼ全部が発がん物質を含む」と報告。実験動物に与えた天然物64種のうち35種までが発がん性で、コーヒーの成分26種のうち19種もそうだった。そんな天然物を米国人は日に1.5gほど(合成農薬の1万倍以上!)とる。パセリ、オレガノ、セージ、タイムなど、調べた43種類のハーブも、ネズミにガンを生む天然物を10ppm以上(ppm=百万分の1)含んでいた。そういう天然毒素は有機栽培作物の体内に多く、何世代も有機栽培を続けると更に増える。植物たちは、天然の殺虫剤を増やして害虫に立ち向かうのだ。品種改良とは、野生の植物の毒素を減らす営みだったといってよい(ついでにいうと、加熱調理する目的の一つは、天然毒素の一部を分解すること)。あぶない天然毒素のことを気にかけず、実害の殆ど無い合成農薬に怯える(ばかりか、対策に膨大なお金と人手をつぎ込む)のは、どうみてもおかしい。「天然モノは安全なのか?」 James P. Collman 読書は心の栄養 ...